お薬カード

 ちょっとねん挫して長く歩けないおふくろの薬を近所の病院まで取りに行った。
 身内なら大丈夫って言っていたけど、何も身分証明書などの提示を求められなかったので、近所のおばさんに頼んで「妹です」でもOKな感じだ。ま、血圧の薬だからだろう。
 で、薬剤師から「お薬手帳はお持ちですか?」
 初めて聞いた日本語だったので「それ何ですか?持ってないですが・・」
 「それでしたら結構です」
 だったら、最初から聞くなよぉ。いーから早く薬を出してくれよ、って感じだ。

 1週間前から眼球の端がドロンとする感触があったので眼科へ行く。
 以前のカルテを見ながら眼球チェックをして「はーい、ナカジマさん~、ドライアイです〜」。老眼が進んだので、机の上で本などを読む時には殆ど眼鏡を外して見ていたので、これかな。眼鏡をかけていれば、多少外気の対流とかを防げたとか。
 私の体積より1,5倍ぐらいある若い看護婦が、「2種類の目薬を3本ずつお出しいたします」、一瞬意味が良く分からなかった。次に「2種類を注すのですが同時に注さないで5分以上間隔を空けてください。1日に6回注して、なくなったらまた来てください〜」、え、えええ、「すみません〜、も1回言ってくれませんか。6回って何ですか?5分以上って、1時間後でも良いのですか?」
 また、ここでも「お薬カードはありますか?」
 つまり、いつも飲んでいる薬とかの相性をチェックするらしい。そんなにあぶない薬ばかりなのか?と思う反面、より効果的に部位に特化したより良い薬ゆえのデメリットか。
 「お飲みになっているお薬の名前は分かりますか?」
 アンタのはいているパンツは綿何%か?と聞くのと同じで、知らないよ、そんなの〜。
 
 処方箋持ってテクテクと、その眼科の近くの薬剤店へ行くと、またまた「お薬カードはお持ちですか」。
 さっきは手帳で今度はカードだ。2種類あるのか?
 「初めての方にはアンケートをお願いしていているので宜しくお願いいたします〜」。
 住所氏名年齢電話番号等びっしりと個人情報を書く欄ばかり・・って、どこにアンケートがあるんざんしょ。ここでキレても誰からも批難を受けないだろう。
 大人気ないので、氏名以外は適当な文字で埋めた。この薬剤店の情報では私は、さいたま市南区の53歳になっている。電話番号は、048-824-1110・・・誰の電話番号なのだろうか。

 おまけに「お薬カードをお作り致しますか?」
 心の奥底から「あんちゃん~、どーでもいーから、早く薬を出せよ〜!」と怒鳴りたいのを我慢して「結構です〜」。我慢強いな、オレサマ。
 
 こういうのあちこちの店で多い、つーか殆どだ。
 某コンビニ、ローソンやセブンイレブン、ファミマー、コープ、ヤオコー、マツエツなどに行っても必ずレジで「○×カードをお持ちですか」
 「ないよ」と言うと「失礼いたしました」。
 失礼と思うなら最初から言うなよ、と言いたいぐらいだ。そんな事を言う時間があれば早くレジを済ませてくれ。その後に「袋をお要りようの場合は2円になります〜」なんて言われたら、ブチ切れてレジで暴れた客がいて裁判になっても、無罪でしょう。

 これからは、昔懐かし(私の先輩の世代だけど)、「革マル」とか記してあるヘルメットの横に「カードはない、作らない、だから早く精算しろ!」とマジックで記したのをかぶってゆくのが効果的であ~る。タオルでマスクして角棒なんぞを持つとよりそれっぽくなるのだけど通報されるだけなので、これは得策ではない。

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