お受験 その2

 子を持つ親ならば、子供の中学高校大学への受験と1~2回、日常とは違った緊張感に包まれるこの時期を体験するだろう、と思っていたが全然違った。
 まず私の高校受験などの40年前は、受験の試験が総てで、内申書や手前の一斉テストなんて殆ど関係なかった。また、受ける高校のレベルもバランス良く存在していて、中クラスの高校が沢山あった。
 
 今は、総て変わりまくっていて、娘やカミさんから受験システムを聞くのだが、初めてPhotoshopのマニュアルを開いた時のように、分かったような分からないような感じだ。
 受験ビジネス産業が盛況になったのもシステマチックな方式に拍車をかけた分、恒常的な実力を客観的に判断できるようになり、例えば「ラッキ~!」を極力産出しない仕様になった観のする昨今のお受験だ。ある意味、より公平的だ。

 埼玉県だと毎月、北辰テストという5教科での県内一斉テストが実施される。
 そして私立だと暮辺りの学校説明会にて、その受けたテストの中でより良い成績のを2回分持って行くと、その高校のレベルに合わせて「合格内定」、いわゆる自己推薦がもらえる仕組みになっている。

 昔なら、そんなことしなくてもいろいろなランクの高校が沢山あって、それに合せて試験日で頑張れば、と思うのだが、埼玉近郊の東京の私立高校、特に昔の中クラスの、そして特に女子のは殆ど中高一貫教育になってしまい、高校からは入れなくなってしまった。つまり「中の上」という女子の高校が激減。とすれば、殆どが公立と県内私立との併願になってくる。
 ということで、取り敢えず2つの私立の内定をもらった娘なので「じゃ、あとは公立に絞って勉強すれば良いじゃん」と言ったら、そうではなく、その「中の上」の高校が少ない分、その高校の中での特別クラスという存在が認知されているらしい。
 つまり埼玉高校へ、じゃなくて埼玉高校の○×クラスへ、というのが一つのステータスになるようだ。

 という仕組みを合格通知をもらったつい最近やっとやっと理解することができた。世の中思いっきり変わったもんだ。
 でも、公立はというと、これまた全然システムが違っていて、先述の北辰テストはノーチェックで、内申書が一応は有効なところがあるみたいだ。
 恥を忍んでいうと、この内申書の意味、今の今まで良く分からなかった。タバコを吸って停学になったとか途中で帰宅してしまったとかの素行についての報告書の類いだと思っていたが、実際は通信簿の評価だ。
 ただ、これだとオール3の学生がオール4じゃないと受からない高校へはラッキーにて合格しづらくなっていて、燃費とは60km/時の定時走行のじゃなくて15モードの方がより実践的数値だ、と同じになった。

 「高校、1つ受かったのだから、もう勉強しなくても良いじゃん、私立で良いじゃん」なんて思ってもいたら、公立高校の授業料って無料なのを知った。埼玉県だけか。
 いやー、これは大きいぞ。さくら水産5回飲みにゆけるのが、50回以上もゆけるようになるぞ。おお、娘、是非公立に。
 その私立の試験日の前日に、例のオクトパスが届いて、無理やり的にも御利益があった。1回限りじゃなくて次も無理やりにでも御利益にあずかりたい~。

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