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ロールカーテン

 冬至からまだ1ヶ月ぐらいしか経っていないのだが、在宅が続くとその微妙な変化に気付きやすくなるのは、近くのマンションや家屋にかかる太陽の位置が変わってきて、部屋に差し込む場所や時間も長くなってきたからである。
 冬至辺りの日照時間は40分、今は3時間。
 
 相変わらず寒いけどその日差しの角度は、昔の人を春を待ち遠しく感じさせた、と思ったら、昔は旧暦じゃないか。なので2月上旬頃正月となる。だから、その頃を新春と称していた。そりゃ春を思わせる正月になるもんだ。くそ寒い正月や今ごろを新春と称していたのが不思議だったが、なるほど。少し賢くなった。勝手な推測だけど。

 その日差しに反するように、出窓にロールカーテンをつけた。
 中国から直送の廉価版の8,000円。国産のちゃんとしたのだと価格も品質も倍ぐらいになる。
 自室を写真工房と自負していたのだが、最近は猫部屋と化し、かの円形ちぐらに定住し24時間そこで寝るようになった。
 そのために夜間の部屋が冷えないように保温的に取り付けた、いわゆる親バカならぬ猫バカである。因にサブのガラス窓にはスモークシートも貼ってある。取り付けながら、ちょっとオマヌ~か、と自問自答。

 この手のロールカーテンは、掃除の面倒なブラインドより簡単で良いところがある。アマゾンのおかげで廉価版を入手しやすくなり、また、いろいろな場所に取り付けられるように何種のステーなどが付属されているのが嬉しい。
 ブラインドは軍手を使うと掃除しやすいですよ、みたいな生活の知恵情報等があるが、その面倒さに躊躇してしまい、可能ならロールカーテンを選択してしまう。ただ、この場合のロールカーテンは冬限定。

GT-X970のプチ分解

 ちょっと前に述べたカビみたいなビネガーシンドローム、いつも同じ場所に出現すること3度目でそれとは違うことに気付いた。←おせーよ。
 改めてチェックしたらガラスに付着したカビみたいなもので、且つガラスの裏側だった。
 上部のガラスは簡単に分解できるので清掃できたが、下部本体のって分解できるの?分解して戻したらピント精度はどうなる?
 見るとネジ山をうめている蓋が四隅にあったが、ぜんぜん取れない。調べたら似たようなユーザーが少なくなく、底にポッチ1つがあるので強力両面テープで抜く、とあったが動きもしない。
 スキャンエリアと関係のないところにあるので、ルーターで穴をあけキリでこじあけた。
 
 無水エタノールで除去しキムワイプで拭き取った。
 コロナ関連の商品が落ち着いて良かった。エタノールなんて一時、品不足が続き、あってもぼったくり価格で販売していたので。たいていのカメラマンは、エタノールの愛用者かと思う。
 キムワイプ(2箱数百円)は好みでレンズには不向きだけど、ケバ立ちやクズが微小ないのでこういうのには助かる。
 
 一時、マゼンタやグリーンの線が出た現象も、単なる上蓋からのコネクターのズレからだというのが分かった。
 何回か開けたり閉めたりしているとどうしても微妙にズレたりゆるくなってしまうからなのだが、この辺、エプソン、ちょっと製造にゆるさがある。モニターのDVIケーブルのようにネジ止めコネクターにして欲しいところだが、製造中止になったスキャナーに言っても仕方がない。
   
 ずっとスキャナーに接し、幾つかのトラブルにも遭遇し、かつ分解なんてしてしまうと、ハード的に学ばされてるなーと感じ、これまた且つ愛着が湧いてくるもんだ。
 また、こういうスキャナーが経年劣化で故障する箇所は、その上部からのコネクターとスキャンを動かすキャタピラみたいなベルトの2つが主と思われるので、この辺にトラブルのないジャンクをゲットして入れ替えれば長持ちする可能性大。
 今のフィルムのスキャン作業が終われば、二度とフィルムに触れることがなくなり、あとは反射原稿のスキャンのみになるので、それまでに予備1台を含め壊れないことを願っているところ。

ビデオとレコードのデジタル化

 スキャンし終わったネガは燃えるゴミへ、なのだけど、私にとってはカメラなんかよりも大事なものなので、そのままは捨てられず、その度に同唱二念+合掌をしてスーパーのビニール袋にまとめて入れている。今5箱目なのでだんだん慣れてきたけど、1箱目はちと切なかったかな。
 
 フィルムがなければベタファイルも不要になるので、捨てる準備をしていたら、あれまあれまと関連機器が出土してきた。
 その一つが、フィルムスキャナーの「Plustek OpticFilm 7400」で、2005年に135のポジとネガをスキャンした時のものだ。
 スキャン性能はやはりフラベよりこちらの方が良いのだが、いかんせん1コマをスキャンするのにA3サイズで90秒ぐらいかかるのは、苦行、苦行、苦行だ。今の苦行は1つだけ。
 120と4×5はフラベでやったのだけど、135+フラベはまだ不安があったころだったので、135だけこのフィルムスキャナーを使った次第。当時で40,000円ぐらい。しかし、マウントのポジは少ないとは言え、よくぞこんな遅いのでポジスキャンを完遂したもんだ。 
 
 もう一つは、レコードとビデオテープのデジタル化のためのアダプターだ。これも2005年頃。
 レコード → アダプター → SoundIt!/Macでやると音源は入るのだが聴力テストのように全然聞こえない。間にパワーアンプを挟まないとならないのに気付き、往年の山水のAU-7700を繋ぎ出力セレクトをAUXとかにしたらちょうど良い音量でMacに運んでくれた。今だとUSB付きのレコードプレーヤー(1万円弱)があるからこんなコンバーターを挟まなくて良い。
 もっとも幾つかのカートリッジを揃え、曲ごとにそれを替えているような往年のオーディオファンからすればこんなコンバーターとかじゃ論外だと思うけど。

 ビデオテープのデジタル化は結構辛かった。
 スペインで買ってきたのが多く、リージョンコードが違うので、PAL専用ビデオを買おうかどうか迷った。当時は結構高価。
 こういう時は、当時はアマゾンじゃなくて楽天市場。
 DVDとビデオテープが付き、PALでもNTSCでもOK、かつビデオテープ → DVD録音もできる中国製の優れものが20,000円で出ていたのでゲット。
 しかし、映像も音楽もそのまま録音では全く意味がなく、曲ごとや映像の部分にノッチ(名称失念)を入れて録音しないと、頭出しができず、これが面倒。映像なら、iMovie → iDVD/Mac、音楽ならSoundIt!。SoundIt!を使うと、レコードのチリチリなどの雑音って消せるのですな、知らなかった。
 より厳密にやるのなら、Youtuberご用足し風のFinalCutPro/Macとかだろうか。
 誰か要ります?と思ったが、こんなのでやるより今ならもっと性能の良いのが廉価で出ているので、そっちがお勧めだ。これらは不燃物へ。同唱十念+合掌。

マウロ・ジュリアーニ

 数日前だけど、MacbookProのiTunesが元に戻ってちょっと前に聞いたことある音楽を流していた。1万曲ぐらいを毎日のように16時間ぐらい流しておくと3週間ぐらいかかるみたいだ。
 フィルムスキャンも4箱目の後半で、もうじき1985年になるところ。

 「おしん」も終わったフリー1年目の1984年は、財布が「おしん」になってしまったが、たまたまクラシックギターをやっている幼馴染みと再会し、彼の所属するギター団体の写真を良く撮るようになった。ライフワークとしてだけど。
 しかしその関係から普通のギター発表会の撮影などの仕事も少しだけど増え始め、財布はまだ「おしん」だったけど、やっと社会に出て仕事をしている実感を得ることができた。
 これを契機にクラシックギターの曲を良く聴くようになった。
 バッハやフェルナンド・ソルなどが多かったけど、イタリアのマウロ・ジュリアーニがとにもかくも好きになった。が、当時、アマゾンもなければそんなマイナーなレコードなんて探すすべもないので、そのギター仲間の持っている初級クラスの教本をコピーして家で弾いていた。マウロ・ジュリアーニの曲ってすげー技巧的で難しく「2ページまでの小品だけを教えてくれる~」が口癖だった。
 その仲間から教えてもらったところでは、マウロ・ジュリアーニは作曲家でもありギタリストでもあって、ヴェートーベンの前で演奏し、ヴェートーベンをして「小さなオーケストラ」と言わしめたらしい。すげーや、それは。そして数年後、渡西してフラメンコギターに同調すると。
 今、10万ぐらいの手工ギター欲しいな、などと妄想している。

1984年のテレビ

 スキャンの進捗状況は、って「進捗」という言葉は昔からあったけど、使われだしたのはここ最近なような観がするのは、単なる私が無知ということ。前までは「進行」とか「はかどっている」などと言っていたような気がしないでもない。
 
 タイル張りの風呂場の写真と同時期に撮った、1984年の我が家のテレビ。両親のだけど。
 中学出てから殆どテレビを見たことないので、テレビの形状の遍歴ってよく分からないところがある。この写真を見る限り、チャンネルはまだ回すスタイルで、左のダイヤルのはUHF用かもしれない。
 その下の2つのつまみは、音量とバランス?ということはHi-Fi?・・・なんか違うなかな。
 リモコンはずっとあと。その前にコード付きリモコンが存在していた。
 この時代、テレビの上とかにトロフィーや盾を置いていたのを我が家に限らず、良く見かけた。若気の至りから「ふん~」と思っていたが、何にしろもらえるだけでも素晴らしいではないか、という配慮をもてるようになった。

 1983年のにもビネガーシンドロームは、波をうったスジなどを幾つか見かけたが、1984年ので初めてカビ風クモの巣みたいなのを見かけた。さそり座に見えるぞ。
 135フィルムは乳白色のショーレックスに入れていて、仕事ではない限り、スクイズ後の吊るしたフィルムは翌日取り込むようにしているのだが、乳剤の中に水分なるものが混ざったのか?
 それでもPhotoshopならこのくらいのは簡単にレタッチできてしまうのがデジタルの良いところ。
 進化しまくった昨今のAFにおいて、年配のスポーツ系カメラマンが、このAFの進化によってカメラマン寿命が飛躍的に伸びた、と言っていたけど、これと同様だろう。
 デジタルのない時代は、こういうのはそのままボツだろう。昔の写真師はできた、というのがあるけど、それはフィルムが大きいからで135では筆も鉛筆も入らない。
 
 トーチカから首を出している猫パコ軍曹みたいだけど、とにもかくも24時間態勢で気に入ってくれるのは嬉しい。