Monthly Archives: 11月 2019

初冬の西日

猫パコ

 気温が二ケタから一ケタとなり、ベランダに洗濯物を干せなくなり、西日の入る時間も1時間を切り、やはりエアコンではなくファンヒーターが暖かいと思う、確実に初冬に入った11月下旬の風物詩は何なんだろうか。
 七五三も終わり月開けのクリスマスシーズンまでの「つなぎ」?または、ボーナスシーズンへの準備考察期間?
 いずれも関係のない境遇なので、来年の手帳と年賀状を調え、学業にいそしむ(つもり)ぐらいだ。
 今やっているのは、中国の漢から唐にかけての仏教史。一応この時代の歴史は勉強したので流れは分かるけど、相変わらず、経典名と僧侶名が辞書を引かないと読めない。アルファベットの並記はあるのだが、それはサンスクリット語のアルファベット表記で、英語読みではないので読めない。
 テキストは初版1968年、かつ仏教系なので、中国語の繁体字かよ?みたいな漢字が多し。「開削」で良いのに「開鑿」とあったり、地名の「亀茲」などは読みが「くちゃ」と「キジ」と二つあってどっち?
 机に向かって、うむむ・・としていると、背後で「みゃぁ」。振り向くと、日の当たる台の上でこちらをにらんでいた。エサだろう。

精進料理

善光寺参道

善光寺の宿坊

精進料理

台湾の「素食」

 善光寺は、長野駅&市内も含めて初めて行ったけど、仲見世のある参道の奥に寺があり、ちょうど浅草寺を大きくした感じの善光寺境内とその周辺であった。
 初めて「宿坊」という宿に泊まった。齢60を超えてもまだまだ未体験ゾーンは一杯あるもんだ。
 善光寺の参道下周辺に沢山あり、坊さんが泊まるための宿から発展した仏教系民宿で、ちょうどスペインの巡礼者が主に宿泊するための施設とかに似ている。
 宿は「兄部坊(このこんぼう)」と読むみたいだけど意味は分からない。

 料理は当然「精進料理」なのだが、初めて本格的なのを食べた。
 というのは、朝食のお膳の写真の左上のは煮豚か角煮に見えるが、麩(ふ)とかでできていて、味もそれに似ている。前夜の夕食ではウナギかアナゴの蒲焼きが出たが、それも何かの野菜とかで作ったもので、全ての料理には肉類等を使っていないのが精進料理と言える。
 NGだからか玉子料理は出てこなかった。せめて朝食にはと思ったが、それは俗人の希望でしかないのだろう。
 歴史観満載な建物が素晴らしく精進料理も美味く、仏教関係者ではない私のようなものでも2連泊まではパラダイス(極楽)だと断言できるが、3連泊以上となるとマクドナルドやファミレスに駆け込むかもしれない。

 この精進料理で思い出したのが、昔二ヶ月ぐらい台湾に滞在していた時に良く食べていて「素食」という名の食堂だ。
 たいていがバイキング方式で、並ぶ多種多様な料理を持ったトレーにチョイスして、最後は何故か盛ったトレーの重さで料金が決まる。が、たいてい300円ぐらいだった。
 聞けば「素食」とある店の料理は、その精進料理と同じ穀物や野菜だけで作っていて、そればかりでは飽きてしまうで、ハムや肉、魚介類に見立てて食材を造り込む料理でもあり、まさに日本の精進料理と同じだ。
 ハムなら本当にハムのような触感と味がするのでびっくり。イカや鶏肉に見立てた食材をわざわざフライにするなどは、調理方法としてはかなりの巧み技で、油は当然ナタネ油だろう。

 このような精進料理が日本にも台湾にもあるということは、中国から中国仏教と共に伝わった可能性は大で、日本なら鎌倉仏教あたりからと思えるが、台湾だといつから?になる。
 最初の台湾統治は17世紀のオランダなので仏教はあり得ず、その後の鄭成功時は20年ぐらいしか続かなかったので、その後の17世紀後半からの清の統治以降と思われるが、そのフライなどは、日本でそれらが普及しはじめる明治維新以降かもしれない。

スパムFAXとラーメン

sin título

fideo

 今月は大学の学友会イベントが続き、手前ではいろいろ書類を作成し、終われば作成しても作成しても終わらぬ金太郎飴みたいな書類作成が続き、10月からやり始めているリポートが終わらない。
 似たようなものだけど十数種類の書類を作成するとExcelとWordに少し詳しくなるのが嬉しい。少しなのでほんのちょこっとだ。Wordの書類全体の行間の基本設定をすることができた。嬉しい。両方に付属する機能のハイパーリンクの解除方法を覚えた。嬉しい。

 そんな中の早朝、コピー複合機を見たらFAXが届いていた。バルセロナからだ、おお!・・・が、次回の渡西時のホテルとか航空会社は全然バルセロナとは関係なく、せいぜい乗り継ぎぐらいなので、誰?
 おまけに英語で記されていて、何?
 一説での英語の1/3はラテン語から派生したもの、と聞いた通り、結構スペイン語に似た単語があって、それだけ拾って読んでみれば、英語で「Financial」と記してあった(財務?)、2千何年かに中国で地震があった、700万ユーロのデポジットがあった、ケンも参加しろ、の3つぐらい。どっから見ても、スパムメールならぬスパムファックスか詐欺ファックだ。どっから拾ってきたのだろうかカタランの人、私のFAX番号を。朝っぱらから疲れるな、こういうの~。

 遅めの昼食に、竹井くんところのラーメンを作った。店主は私の兄貴的な幼なじみだ。
 3食入り800円はぼったくり価格だし、手打ち麺が売りの「とら食堂」のをこのようにパッケージにして売っていること自体矛盾に満ちあふれているのだが、距離と時間を置いて食べてみると「あ、こんな味だった」になるから、ま、いいか。
 近所のスーパーのラーメンコーナーで買ってきた180円のチャーシューの真空パックも入れた。
 こういうのは昔(40年くらい前)から売ってはいたが、どちらかと言うと、甘いタレが付いた焼き豚かハム風のが多かった。ハムが入っているのはほうれん草とナルトも添えた昔のそば屋のラーメンだよ。
 本来ラーメンのチャーシューは煮豚だ。で、最近のはちゃんと煮豚に近似しているから嬉しい。180円の他に280円とかのもあったりして、こちらは幸楽園のと同じぐらい。

富士山

京都タワー

 今週末、夏以来の京都へ行ってきた。大学のスクーリングではなく学友会関連にて。
 今週ぐらいから紅葉シーズンのようで夏の大混雑ほどではないけどそれなりに混んでいた
 バスの車窓からの町並みにところどころに新しいゲストハウスや小さなバーやお洒落なお店などができていて、大観光都市にアップデート中の光景が目に付いた。
 せっかく500kmぐらい離れた京都へ行くのなら、少し旅気分に新幹線でお洒落な本でも読みながら駅弁食べたりするのも良いなと思うも、かばんに入れた本は『仏教史概説・中国編』だったりして、全然色気がないが、ま、京都へだから良いか。
 良くSNSで新幹線の車窓から見える富士山の写真を見かけるが、みんなタイミング良く撮れるもんだな、と思っていた。ちゃんと車内放送があるのね、知らなかった。国内線や日本の航空会社とかだと「右側にお座りのお客様には富士山がまもなく見えます」などのアナウンスがあるけど。
 いつも通路側の座席を予約するので、その富士山よりも窓を見る事もままならなかったのは、当然窓側には他人が座っているからだ。特にそれが女性だったりすると、昨今の新幹線事件などから通報されるかもしれないので、変に気を使ってしまう。
 今、車内では二人組の警備員が車内を流していてちょっと安心。
 復路の新幹線では、富士山のアナウンスがあったかどうか、ZZZ…だったので分からない。

ビーフン

ビーフン

 どっかのスーパーで売っている出来合いのだけど、結局、ネギとかを加えて炒め直したのを少し食べたのだが、わが家の味としてはベリーグッド、または中国北部の東北料理に近い。
 ビーフンはその形状からして、日本のそばかソーメンに近いのであまり能動的に食べない。
 ツアーとかで行った中国で食べたビーフン料理はこんな味だけど、台湾のだと、味がしない、薄い、何喰ってんだ?になるも、妙に台湾が懐かしく思うのは、大陸中国よりも沢山訪れているというのと、日本と同じ民主主義国家というイデオロギーでの安心感があるからだと思う。何にしろ海外での安心感は大事だと思う、少なくとも民主主義下の国民なら。
 この辺のソウルフードは、大陸中国でも日本でも台湾でも乗っかっているのは同じで、下が何だ?になり、それは白米か麺であり、中国(広いけど)と台湾は麺が主流と思われるのは、白米のが少ないからだ。で、私は麺よりも白米だから、いつも台湾に行くと悩ましくなってしまう。小泉二世の「とてもセクシー」と同義近似類似かもしれない。好みからすれば、中国の東北料理はパラダイスだと思うのだが、「通い情が移る」のか、フラッと台湾へ行きたいな、と思う事しばしば。行きたいと思う国内は高いんだもん~。
 行ってさ、台湾のビーフンとか喰って「やっぱ薄いよ~、おばちゃん、塩か醤油くれる?」と云う状況になりたい時もあり、そして、あ、台湾にいるんだ、になる臨場感がなかなか自虐的に良かったりするもんだ。