仕事が終わった後にスーパーで買い物をして帰るのが日常のカミさんなので、酒のツマミ風な刺し身にはいつもシールが貼ってある。それも3枚ぐらいで最後「半額」のだ。
つまり680円のハマチやマグロなら340円だ。さくら水産より安いじゃない。
たった3時間ぐらいで半額になってしまう生鮮食品というのも凄いが、最初はいくらだったのだろうとシールをまくってみると、最初は「10%」、なんだよ680円が610円って意味があるのか?次が20~30% (魚の種類によって違うようだ) 。
あと1時間か数十分待てばハッピープライスになるのだけど、この時間が大多数の日本人の標準夕食最終タイムになるのだろう。でなければ、みんなちょっと40分ぐらい待ってから買うと思うからだ。ハッピータイムはだいたい19時40分から20時ぐらいまでだ。
もっともこれは地域によって違い、京都とかだと18時でいきなり「半額」、というスーパーもある。
赤身と白身の刺し身は、もう猫に上げている。←細かいことを言うと、日本語的には「上げる」は目下から目上にの意味なので、子供や赤ちゃん等に対しても「やっている(やる)」が正しい。こういうところ母語でありながらも日本語、面倒っち~。
たいていは半分ずつ私と猫で分ける。←別に問題はないのだが、同じ食べ物を猫と共有している中年哀愁感が微妙に漂う時がある。
でも、まだ小猫なのでフグ刺しぐらいの薄い小さいのを2枚ぐらいだ。
そんな刺し身(今日はハマチ)をつまみに一杯やりながらYoutubeを見ていると、忍び寄るまさに忍者のように黒い猫が私のハマチを食べようとしている。
面倒だから直接醤油を垂らして食べているのだけど、醤油など人間の食する塩分量は猫には御法度だ。
猫はDNAに刻み込まれているのだろう、本能的に何よりも魚が好きだ。
晩年のロベルトやルルデは、刺し身は消化に悪いだろうと思い、わざわざ煮たのをやっていたこともあった。そのロベルトとルルデは決して私の部屋には入ってこなかったのは、暗室における氷酢酸の臭いがきつかったからだと思う。今はそんな臭いはないので現猫パコは好きなように入ってくる。
刺し身を喰って思いっきりスリッパで叩かれたにもかかわらず、人寂しいのかいつも近くで寝ている。富士ソバのうとんのツユなどをこぼしたことなどないのだが、いつもドンケのバックの隣だ。
写真の頭の2つの白は目ではなくまつげ。何故かまつげだけが白っぽい。
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