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SPOTONE

 うちのバカ猫が朝早くから鳴きまくり、スリッパで頭を叩いたついでに目が覚めてしまった。7時半。
 仕方ないからドライマウントプレスで乾燥が終わった8×10印画紙をフラットニング。
 
 11時ぐらいに終わり、昼飯は焼きそばを作り娘と一緒に食べて午後からスポッティング。
 なるべくゴミが付着しないようにより丹念にネガをブロアーしてプリントしたのでそれほどゴミがないので一安心。
 老眼にも慣れたのか、昔のように少しちゃんと筆が落ちるようになった。
 
 唾液でやるのが楽だったのだけど、唾液だと口腔内のでんぷん?とかが含まれ変色の原因になる、と言われたことがあったので、厳密じゃないけど水道水を使う。
 最初はすげー慣れなかったけど、どうにかこうにか慣れてきた感じだ。
 適当な夜までに終わると、一杯酒が飲めるのだけどね。

 あり得ないので演出で今や製造中止?のSPOTONEを横に置いてパシャリ。
 メガネは当然+3の老眼。そのまま横を向くと目がクラクラ~。
 筆はhamaの一番細いやつ。ちょっと前に見た時は800円が1,000円とかに値上がりしていたけど、もしかしたら今は販売中止とかかもしれない。ま、そういう時は書道の筆を使うとか。

18,000円~?!

 「18,000円〜?!保険効かないのですかぁ?」と言ったら、
 「保険効いてこの値段だよ、この薬高いんですよねぇ・・・」
 いつもの近所の医者はどちらかと言うと外科系なので、メンタルを含みまくる治療においてはそれ専門的の方が良いだろうと思って新しい医者に行った。

 先日の娘の誕生日会にて親戚が集まり、何年か振りに会った私よりヘビースモーカーの従兄弟が一言「タバコ止めましたっ」。
 当然「どうやって止めたの?」

 で、聞いてみればその医者による禁煙プログラミング治療。
 その先生の妹は同級生という、毎度的な近所のお医者さんだ。評判は良いのだけど駅前で駐車場がないから今まで行かなかっただけ。

 最初に一酸化炭素とかを測るとか言って、飲酒運転取り締まりのようなチューブに息を吐いて・・・。
 意味が分からないけど数値が40あって、「こりゃぁ大きいですよ~、肺ガンにならなくても肺疾患になる可能性大ですよ~、すぐ禁煙しましょう、ダメですよ、吸っちゃ」
 「いや、この年齢だと止めても意味がないと聞き増したいけどね~」
 「・・・・」、おい、先生なんで言葉が詰まる?
 「ま、でも肺ガンは5年待たないと分からないし、他の肺疾患があるから決して無駄じゃないですよ」
 その「決して」というのが説得力弱いなぁ・・
 
 診断が終わって看護婦さんから「いつから禁煙しますか?」
 「え?いつからって自分で決めるの?今すぐとは思うけど、今からだとなぁ・・心の準備ができていないな。数日後とかでも良いですか・・」だんだんと弱気になる。
 「大丈夫ですよ、ご自分で決めて、そして処方に厳守すれば大丈夫です」
 
 チャンピックスとかいう薬と禁煙手帳というのを貰って帰ってきた。
 良く読めば「禁煙1週間前からこの薬を指示に従って飲みます」、なーんだ、1週間の猶予があるじゃないかい。
 「ならし運転」とか言って徐々に薬の量を増やしてゆく感じで、最初の3日は1日に1回、4日目から7日目まで2回、そして2週間目から完全禁煙となり薬の量も増えて日に2回、そしてそれを3ヶ月ぐらい続ける、というプログラム。

 さすがに薬飲んでからいきなり5時間ぐらい禁煙したら、路上でサバイバルナイフを振り回す狂人の気持ちを理解できるようになり、これはヤバい。取り敢えず一服~。
 
 慣らし運転の3日目、タバコを吸いたいと思う気持ちはなくならないけど、吸わなくても良いかな、という気持ちにさせてくれるのは、18,000円の薬、さすがだ。
 それでも禁煙しようと思って取り組んでいるので1週間待つのは逆に辛く、いつもは20本強吸っているのを10本ぐらいに節煙し、5日目の月曜日から完全禁煙しようかと思っている。

 理由はただ一つ、こういう物に対する価格410円はやはり高すぎる。首都高速等の料金と同じく悪政に等しい。

詩人草野嬢

 先日、詩人の草野早苗嬢と神楽坂で会った。
 いつもなら1年に1回ぐらいなんだかんだで会っていたのだけど、今回はほんと3年振りで最後に会ったのは、その彼女とのコラボ展Time To Time vol.8 at シリウスの最終日。
 
 来年の4月に写真集と写真展を行う「Time To Time 2008-2010」 vol.9 の最初の打ち合わせ。
 最初とは言っても、ネットが発達した昨今、あとはメールと宅配便で事が足りてしまう。
 
 長テーブル3つの上に写真と詩を並べて、あーだーこーだ5時間・・結構疲れるもんだね。
 詩というのは1作完結なので順番はそれほど重要ではないみたいだ。が、写真は大事だ。
 良く言われるのは「写真と詩は関連があるのか?」。
 例えば「鱗」というタイトルの詩に、何か魚が写っている、または「出張」というタイトルに電車に乗っている写真とかじゃ、イメージを固定させてしまうので、それだけは極力避ける。
 「それじゃ、写真を詩を一緒にやる意義があるのですか?」
 それは、ピカソの絵はなんで極端にデフォルメされているのですか?というのと同じだ、と言ってはいけないので「好きなように見てください~」でお茶を濁す。本来、鑑賞者は「感じ取れるかどうか」だからだ。
 9冊までくると言い訳が上手くなる。

 9冊と言っても3年ごとだから27年前からやっていて、掲載された写真は私がちょうどフリーになった頃の1983年からだ。
 「この間のサナサナ(彼女のあだ名)の50歳の時のように、60歳になったらまた一緒にスペインにでも行こうか?!」
 「それはけんけんの?それとも私の?」
 「もろちん、いや、もちろんサナサナの60だよ。私の60だと、サナサナは64とかでしょ。疲れたとか荷物が重たいとか休憩しようとか、荷物持ってくれる?とかうるさそうだから、なるべく若いうちにね」
 「けけけ・・いいね、それ、うんうん、私の還暦だね、それじゃ。行くのならスペインとアムスだ!」
 アムスと言えば飾り窓、60歳でも元気なんだろうか?←何処がだ?
 
 ・・というTime To Time vol.9の8×10保存用プリントをシコシコしていた。
 バライタなので現像は2分、停止は1分を厳守・・定着は成り行き~。ピンセットで毎度ながらの拡販をする以外、することはない。
 ふと目の前を見たらフォコマートがあった。当たり前だけど。
 これはTime To Time vol.1 1983-1985辺りと一緒からの愛用引伸機だ。
 ライカだ!ボケ味が!とか言っても、30年余り使っていて分かったのは「モノクロはコンデンサーじゃないかい?!」。

 フォコマート/ベセラー + フォコター/ニッコール + 半切、殆ど差が分からない。
 でも、フォコマートとベセラーの作りや使い勝手は雲泥の差で、さすがドイツ!と言った感じ。

 Time To Time vol.9は来年4月だけど、その前の2月辺りに彼女のデビュー詩集が出版されるそうだ。パチパチパチ。
 詩とかの出版では有名なところかららしい(名称失念)、タイトルは「ウサギを煮る」だったっけかなぁ(名称失念)。彼女も詩人としてメジャーデビューだ。

レンブラント乾燥中

 昔は定着に入れた段階でOKを出してそれ以外はその場でゴミ箱行きだったのだけど、歳を取ったからか「そんなの後で決めようぜ、ダメならまたプリントすればよいのだから」と、候補に残ったのも水洗乾燥までして最後までエントリーさせるようになった。
 かと言って候補が繰り上がることは殆どないのだけど、貧乏性になったのかな。
 
 今回は同じカットを2枚ずつのオリジナルプリントを作成。
 根性ないので11カットで力尽きて候補も入れて30枚ぐらい。自然乾燥なので水洗後のフェロがないので少し楽だ。
 発泡スチロールボードにスポンジでスクイズしたのを並べてゆくのだけどボードが足りない。小さいボードも取り出してきて部屋中のあちらこちらに置いて乾燥。
 
 36カットやるので、残り25カット・・という訳には行かず、たいてい2割ぐらいやり直しがあるので、ま、時間を見つけてのんびりと続けるか。
 
 暗室用品なんて限りなく売れないお荷物項目だと思う昨今だけど、ちゃんとヨドバシコムにはラインナップにあって、注文して3日後に届いた。
 ビックカメラはホースマンの雲台頼んだら1週間かかった。
 
 こういう状態で大きな地震が来ないことを願っている~。
 311大地震の時にはフラットニング中で10枚ダメになってしまった。

ザ・日本

 二日酔い気味のブランチには粥が優しい、と誰かが言っていたような微かな記憶がある。
 いつものように梅干しを乗せたら、チューリップの「日本」というアルバムジャケットを思い出した。これに入っている「都会」、「忙しさにまぎれて女を捨ててしまおう・・〜♪」というくだりがとても切なくて、20代の頃、良く聞いていた。
 「甲子園」も良いね。

 いつ焼いたのか分からない半分になったシャケを冷蔵庫から取り出してきてオーブンで暖め、塩こんぶと小女子をかけてサラサラ~。
 「塩こん部長」とかいう塩こんぶだけどやや調味料的な甘さがあり、私からすると「ふじっ子」の方が美味しいと思った。
 最近首都圏各地で放射能が再流行しているので、産地云々気にせずに小女子を買ってくる。
 漬物はいつものナスとキュウリ。

 食後、ふと思い出したのは、Macの言語を昔のスペイン語のように中国語にしてみよう・・・。
 なるほど、環境設定が偏好設定だったりと勉強になるのだけど、検索エンジンで検索すると中国語サイトが優先表示されて(当たり前だけど)、うーむ、ちとこれは使いづらい。もとに戻した。