Category Archives: モノクロ&銀塩

哀愁のフォコマート

フォコマート

 3年前の写真展にて、もうモノクロはやめた宣言するも、いつでもプリントできる態勢にしていたのは何処かしら敗北宣言を認めたくはない女々しい(ジェンダー派からおとがめを受けるかも)未練たらたら故なのかもしれない。
 過去の写真を改めてプリントするのもあるが、やはり実際にフィルムで写真を撮っている状態であればのことで、プリントしようなどとは一度も思わなかった。

 処分を考えるのなら、ヤフーとかで騙して売る(売れないけど)、希望者に贈呈、廃棄などがあるが、条件が合えば第二の人生インテリアがあることに気付いた。幸いあまり使わない玄関靴箱の上が空いていたのでそこに乗せた。当然台座は入らないので台座は自室において作業台として再利用し、2cm幅の板を買ってきて支柱用の穴をドリルであけ、ペンキとニスを塗り、最後に引伸機レンズのフォコターを装着して出来上がり。
 夜中に帰ってきた娘がこれを見て「とーちゃん、なにこれ?」、アンティックぽくて良いでしょ。

 それならば台座の上にライカM6でも置こうと思っているのだが、なんとなくこれらに合いそうなカメラの台が見あたらず現在物色中。ミニ三脚はちょっと違和感がある。普通に台の上に小さなクロスを敷いてその上にカメラかな、などと思っているところで痛風発作~。
 隣にMacintosh Plusもあるので、その隣に初代iPodでも置こうと思うも、これまたこれようの台が見あたらない。今置いてあるのは暫定的に四世代iPod。急いではいないのでのんびり探そうと思っているところ。
 私が生きている間だけ身近にあるということで良しとしたい。

tolot de ロベルト

深川弁当tolot カミさんが飲み会だと言うので、帰りにデパートで深川弁当を買ってきたので今週末はこれで一杯やっているところだ。
 帰宅すればtolotからロベルトカレンダーが届いていた。
 死んでから明日で1週間・・早や~。
 土曜日に死んだので娘と一緒に斎場に届け、翌日の日曜日にはカミさんも含め3人でお骨を取りに行った、つまり週末でセレモニーが終わり翌日は月曜日なので、なんかそれで一区切りついてしまった感じだ。

 ルルデの時には初めてで何がなんだか分からず、どうでも良い平日に、ええ?という感じで死んでしまったので、かなり過去進行形をひきずっていたけど、2回目で、かつ数日前から、ちょっとやばいかな、とかの覚悟もあったので、すんなり過去完了形になった観がないでもない。薄情かなぁ・・。
 お骨は3ヶ月間、我が家に置いてあるけど、それ以外、部屋を掃除していたりすると、猫砂の白い粒が出てきたりして、ちょっと懐かしい。

 tolotのカレンダーは、相変わらず可愛い。
 ルルデのは死ぬ1年前のデジカメで撮ったのでやや生々しく最期の時を想起させることもあるが、ロベルトは最初の頃で、かつ作品っぽいので最期を想起させない。やっぱ思い出は昔の方が良いのかも。

 今まで撮ったルルデやロベルトの写真を見ようと思うも、カット数が多いのでそれを探すのが面倒になってしまい、モニタにサムネール表示させて、というレベルではなく、結局はカミさんがコンパクトカメラで撮って同時プリントしたのを見るだけになってしまう。
 やはり写真はプリントしてなんぼだろうな。

ダークルーム

 年明け早々、部屋を掃除していたらあれま、未現のフィルムが2本出てきた。
 これからはデジタル!と言ったはしたが暗室はいつでもそのままにして年を越してしまったので、この2本を現像してけじめをつけようということなのかもしれない。
 現像液ミクロファインを溶いてケントメアを11分現像。乾燥してベタをとってファイリングして終わり。
 廃液業者にお願いしたのはポリタン2個半。6,000円だったから石油より高いかも~。

 一気にやれば良いものをダラダラと整理している寝室用品。ピンセットや温度計などはまとめて箱に入れて書棚へ。保温バットはそのうち・・。ドライマントプレスとマットカッターはまだ使うのでそのまま。
 一気にやると店じまい風寂寥感が漂いそうなので、チラチラとやって気付いたら終わっていた、という風にしようかという算段。

 現像したりベタのプリントをしたりすれば捨てがたい面白さがあるのだけど、ちょっと前の数年前まで400円だったのが今は倍の800円以上で、35年ぐらい前は時給400円だったのが今は900円というのとは意味が違い過ぎる~。
 ダークルームはもうやめたので、これら値上げへの苦慮から開放された、と、ふふーんと思っていたら年明け早々の写真展があったのを思い出した。

 写真展と言うより企画グループ展への参加であり、忘れていた訳ではないのだが、年が明けたばかりなので再来週ぐらいの感覚でいたら、おっと来週からだったのを再確認&再自覚した。
 最新のデジタルのを出そうと思ったが、上記のようなダークルーム作業があったので、保存してあったオリジナルプリントの中から1枚選んで、それを出すことにした。
 指定展示面積があってA3ノビと言っていたので、大四つ切のピン留めなら大丈夫でさう。

伊勢丹の刺し身

伊勢丹の刺し身 伊勢丹で刺し身を買ってきたが、やはり美味い。いつも食べているコープやマルエツとかのとは違う。値段も違うけど。
 昼間は大学の履修科目のテキストや資料を課目ごとに簡易製本ファイルしていて、夜は疲れ果ててこの刺し身で一杯~。

 モノクロフィルムの一番安いケントメアを買うかどうかをずっと迷っている。
 いつもなら酔いに任せて即座にポチッしてしまうのだが、さすがに今後に進展に係わるので、ポチッしようとすると「早まるな、デジタルの方がとにもかくも金がかからないし楽だぞ・・」と耳元で誰かが囁くような幻聴がある。

 今週末の土曜日、友人の写真展を見に行った。
 四谷4丁目のルーニーの近くにできたギャラリーで、名称何だったっけかなぁ・・難しい英語で「光合成」とかの意味のギャラリー。どうせなので、あちらこちらの付近ギャラリーを数件ハシゴした。
 その中で、拙Time To Time展の後にやっているシリウスでの埼玉の魚市場を撮った菊地 英写真展「板舟」、そしてルーニーでの中野の劇団を撮った窪寺雄二写真展 「Once upon a time」がモノクロだった。ハシゴしてモノクロの写真展に2回も出会うのは私にとっては珍しい。
 お二人とも私より一つぐらい上の世代の還暦風で、その世代の方々がこのご時世にてモノクロでやるのだから、当然経験からのそれぞれのトーンを持っていて上手い。
 撮影状況が悪い市場や劇場というのがあるが、ふと気付いたのは、悪い意味ではなく、いずれも私のに比べて画質が固い。あれ、それじゃ私のはフニャチンか。
 フォコマートとフジBとかの違いかもしれない。それで言うと、アジアを撮る時にはニッコール&フォコマートがベストマッチングかな、と思ったりもした。

 それならと、ニコンのF4を防湿庫から取りだした。
 仕事では気にならなかったけど、電池4本バージョンにしても結構横長で大きいのね。それならと、F2チタンを取り出したら、F4より小さいのだけど、こんなに重たかったっけ。さすがにアイレベルじゃスナップは無理なのでフォトミックASを修理打診したら「+-1/2までなら精度を保証します」と言われた。+-1/3じゃないんだ・・。
 どうせなら、スナッパーご用達風45mm辺りを使いたい。
 GNニッコールはあるが、さすがにレンズだけは最近風のを使いたいので、FM2辺りに出た45mmをヤフオクでチェックしたら、定価よりも高いボッタクリ5万円だ。結局、今まで通り「70cmまでしか寄れない」ライカM6だ。

 上記2つのモノクロ展を見なければ、そのままズルズルとデジタルになっていたかもしれない。
 ガツンとポチッして、ふと気付いたら、パトローネがなかった、あは。
 モノクロはもうやらない!と言って、処分してしまったみたいだ。慌ててフィート缶をやめて撮りあえずパッケージのを11本注文したのがケントメアのISO400のやつ。
 拙い写真人生、モノクロと心中と相成ったぁ。

搬出

 拙写真展、無事に終わりご来場の皆様には感謝です。
 写真額と詩のパネルの2種類をハズすだけなので、お世話になりましたぁ、と言って会場を出たのは会期終了40分後の16時前。

 ここ何回は、つまり12年ぐらい前からTime To Time展が終わると詩人のサナサナと打上的に行く店は、新宿マルイ裏にあるイタ飯屋「ラ・ベルデ」。http://r.gnavi.co.jp/a616409/
 タバコの吸えるうるさくない店だから気に入っている。2,500円のワインも2,000円ぐらいで売っているモノなので親切だ。ラージサイズのピザやパスタ1,200円、イカのリング揚げなどいずれも丁寧な味である。ちょうど、何年か前に、詩人サナサナの50歳誕生日記念で一緒にスペインを旅した時に入ったアンダルシアの小さなレストランの雰囲気と似ているところが気に入っているのだけど、ある意味こういう店に来ると、そのスペインを思い出し寝る子を起こすようなところもあって微妙とも言えるが。

 11回目もやろう、ということにはなったが、いまだフィルムかデジタルかは迷っている、女々しさ(差別用語?)がある。
 来場の方々からいろいろ情報を得たところをめとめると、フィルム等は当分(私が還暦になる頃)はあるが値上がりは仕方がない、とのこと。
 それではと、1本800円の泥棒価格のTRI-Xは置くとして、一番安い600円のケントメア400というフィルムをサイトにてチェックするが、これが良く分からないフィルムだ。
 指定現像液の一つ、ID-11はヨドバシコムにて、1リットル600円もするのでこれは無視だ。
 あるサイトでは「D76 20度、1:1 14分、ID-11は16分半」とあったので、D76原液で換算すると、12分強である。D76原液で10分を超えるのは、たいてい低感度フィルムなのだけど、ケントメア400は、~800もカバーするというデーターもあって、これ、良く分からないフィルムで今までにはないタイプなのだろうか。

 現像液はずっと使っている、フジのMicrofine(1リットル 300円)でやりたい。
 D76原液12分強なら、Microfineなら10分~11分辺りだろうとアタリを付けられるがその先の微調整のチューニングが結構大変であり面倒である。なんとなく調整するのに半年ぐらいかかり、やっと合わせることができた時に「値上がり」があると、思いっきりヘコむこと必須。
 TRI-Xだって、ちょっと前にパッケージが変わったと思ったら中身も変わっていた。
 JIS規格みたいなところではISO400だけど、乳剤?とかに変更があり特製曲線みたいなのが変わり、既存のTRI-Xのようにやると全体的にアンダー風軟調気味になり、やっとそれに合わせたと思ったら、フィート缶、7,000円が13,000円。
 数日後に、ケントメア400をポチッしているような気がするけど。