Author Archives: sagitario

『テムズとともに』

我が家にとって、トンでもない本を見つけてしまった。皇室ファンのカミさんがYoutubeから仕入れた情報だけど。アマゾンとかにあんのか?と思って検索したら普通に表示されたので、思わずポチッ。

徳仁親王『テムズとともに』 紀伊国屋書店

皇太子時の二年間の英国留学記だそうだ。
今までの陛下や皇太子がこのような本を出版されたというのはあまり聞いたことがない。昭和天皇におかれましてはライフワークの植物研究とする学術論文をご出版なされた、というのを聞いたぐらいだ。それも自著ではなく宮内庁とかからの出版で、お名前も伏せられていたようだ。
もともとは、学習院大学創立○×周年記念行事にご寄稿されたものに、今回加筆推敲などをされての出版のようだ。
直筆かどうかはこの場合はまったく関係ないのは、直筆であったとしても活字になる間には幾つかの検閲がバコバコ入るからである。
我が家ではとても貴重なもので、陛下のご本に手あかが付いてしまうのは不敬なので、カミさんに「もう一冊保存版として買う?サインしてくれたら嬉しいなぁ・・・」などと申してしまった。

カミさんからの聞き伝えだったので、最初、ヨドバシ・コムで、「テムズと共に」と検索したらヒットせず。そのままアマゾンで探したらちゃんと「テムズとともに」がヒットした。
ヨドバシファンなので、思わず検索機能をアップデートした方がご注文がより増えると思います、とメールしてしまった。
因に、そのアマゾンのレビュー数は980。
今上天皇の御書へのレビューにおいては、下々の私たちからすれば絶賛か称賛しかないよね。
で、雅なお方の著でありながらも、価格は下々に合わせてあって、1,100円。

今上天皇の御書なので菊の紋章とかの入った特別アマゾン段ボール袋かな、と思っていたが普通のだった。
プラス感覚で見れば、開かれた皇室の一環とも言えるかもしれないですな。本を開くのがとても楽しみになってきた。

午前中のランチ

焼き肉チェーン店へ行ったのがいつもの昼前だったので、ジャーの香りのする白米が出てきて、またやってしまいました~。
美味しい焼き肉だったので、あまりに気にならずに食せたから良かったけど、石焼ビビンバとかだったら分からなかっただろうねぇ。
こう何度も午前中のジャーの香りの白米と遭遇するところから、多くの埼玉県民の夜の外食ではあまり白米を注文しないということか。んなわけないと思うけど。
つーか、そもそもが石焼ビビンバが喰いたくて行ったのに、何故にして満腹ランチセットになった。それも玉子野菜スープにチェンジして、合計1,131円。
初心の貫徹は必要だね~。

タンメン

老夫婦揃って「タンメン喰いてぇ~」となって、昼前にチェーン店のラーメン屋へ行った。
同じ物が出てきたのだが、私のだけ麺がダマになっていた(よくかき混ぜてねぇとか)。カミさんのはOKだったのに。うーむ。
たまに行く中華屋のジャーの白米と同じで、午前中の飲食店は私にとって鬼門かもしれない。いつもの「マーフィーの法則」だね。
一応、店の人を呼んで「こんな風になっていたので気を付けてくださいね。このままで良いので・・・」と言って済ませた。「すぐに新しいのをお持ちいたします」なんて言われたら大変だよ、ラーメン2椀なんて喰えねぇからね。

こういうのがあると、その日は腐るところもある、というのは最初の頃で、今は日常的なこととして慣れてしまった自分がいる。
でも今日はバレンタインデーなんだよなぁ(全然関係ないけど)。

春二向聴

1月下旬の関東地方なんて、まだ寒さが続き体感的に春到来を感じるのは、4月に入ってからでしょう。オーバー要らない頃。
とは言え、遠くに春の訪れを感じるには、日差しの角度だと思う。それでも聴牌(てんぱい)や立直(りーち)じゃなくって二向聴(りゃんしゃんてん)ぐらいだけど。
窓から見える隣家に当たる日差しの角度が冬至の低度から高度になりつつあって、顕著なのはそこから流れる影の長さが違っていることだ。室内から見れば、2割り増しで春が近づいている印象がある。もっとも今日は風もなく穏やかな天気だからであって、晴天でも風があればまだまだ真冬だ。なので1月下旬は、六寒一温ぐらい。
中国や台湾などでは、2月上旬辺りに陰暦に沿って旧正月を祝うが、新春を考えればこっちの方が気候的&気分的に合っているかも。

そんな春二向聴の17日には、お年玉年賀ハガキの発表があった。
結果は置いといても、番号を照合しながら当たったハズれた、とやるのはパプロフの犬的に好きな方である。それ自体を忘れていなければ、だけど。
旧郵政省、予算がないのだろうな、昔は5等ぐらいまであったのだが、今は3等までで、1等は現金30万円など。横に「100万本に1本」とあった。つまり横浜市やさいたま市、千葉市などの政令市内で1人だけが30万円ゲットになる。
因に、この年賀ハガキにて1等が当たった人は、過去に3人ぐらいはいたが、それは友人の友人や友人の知人とかだったので、私の直接の友人・知人等では皆無である。
宝くじの1等などは、その友人・知人等にもいたかもしれないが、超高額当選の場合、普通は誰にも言わないものなので、私には分からない。

年賀ハガキは3等が3枚当たった。

お節

正月ゆえに早めにお節を肴に一杯やるか、と思っていた夕方に、iPhoneから地震警報アラームが鳴った。久しぶりだ。
たいてい鳴ると、すぐ揺れるのだが、今回はなかなか揺れ始めなかったので、「かめはめ波」のように溜め込んでから大揺れするのかと思ったりもした。
慌てて自室に入り、防水ラジオにスイッチを入れて手に持ちながら、寝ている2匹の猫を両脇に抱えてリビングのテーブル下に非難移動した。そこで初めて揺れたのだけど、埼玉だと深度1.5ぐらいの揺れだ。ただ長く揺れたので遠いどっかで大きな揺れがあったのだろうと予想した。
揺れが収まったので、正月飲みを始めた。
私のFacebook友達にはトンでもないご婦人多く、それも自作を含めたお節&テーブルセッティングが正統日本文化万歳的な豪華絢爛な写真を載せている方が、少なくとも数人いた。これらの後に中島家の2024年お節を載せるのってかなり有気が要るぞ。言い訳としては、共働きの夫婦だとなかなか満足したのを作る時間とゆとりがない、としたい。
基本的には、いつもより一ランク上の鈴廣のかまぼこと、ちゃんとした赤いのとちゃんとしたトロの本マグロとかだけを伊勢丹で買ってきている。
ここ何年かは、京都「たん熊」のを頼んでいるのだが、今回は、新しいタイプなのだろうか、同じ内容の重箱2つのセットというのを注文した。写真だと大きさが分かりづらいが、150mmのお重×2だ。同じく京都料亭の「わらびの里」とかいうところからの。
つまり、食の細い老夫婦向けのものだと思う、確かに我が家だ。お節って数人の家族があってこそ成立する正月料理かと思っていたけど、まさしく都会的家族構成向けのお節の出現となり、お節も新たな時代を迎えた、と言えるかも。
カミさんからすると「たん熊」の方が丁寧に作ってあってやや上品と言っていたが、私からすると、この「わらびの里」のは、とにもかくも気合いを入れて煮込んだのか、どれも味がガツンとしている。私にとっては、こんなに美味いお節は初めてだ。←単に味付けが濃いだけかも。
カズノコも小魚煮(「田作り煮」というみたい)などは、たいてい薄くて甘いだけ、醤油でもかけないと喰えねぇというのが多かったので今まで殆ど食べたことがなかった。
自分専用のいずれも美味しいツマミ箱があり、適当に酒のアテにしながら飲めるのは、なかなか良いじゃん正月って。
今年の暮れには、夫婦で「たん熊」か「わらびの里」でもめるかも。
老夫婦向けお節料理って、これから徐々に出てくるかも。

大晦日

南米を旅行している娘から引き続き写真や画像が送られてきた。
アルゼンチン側から滝つぼへ行く小さなボートからの画像だけど、滝しぶきがガンガンにかかりまくっていて、見ているだけで悪寒が走りまくる・・・冬に見るものではない。
他は、BBQを食べたよ、というのがあった。盛りつけが綺麗じゃないので、おそらくホテルのビュッフェで自分で盛ったのだろう。アルゼンチンは、牛肉のBBQが有名と聞いている。味付けはシンプルに塩コショウかと思うけど、美味そうだ。
大晦日にも連絡があり、リマの空港(ペルー)に着いて、やっと先輩と再会したとあり、親は大安堵。若い女の子が南米を一人でプラプラは、やっぱ心配で怖いよ。正月は、ペルーで迎えるようだ。

大晦日早朝の腰痛も少しずつ小康状態となった。
同じ姿勢でずっといるのが良くない、と以前医者に言われたのを思い出した。散歩も同様で、歩く中でもたまには膝を大きく上げるなどのアクセントが必要みたい(寒いから散歩はしないけど)。何よりもの重要な治療方法は、就寝時に猫ハビーをベッドに載せないようにすることだ。
朝から机に座って読書などをしている中で、一服したりぶら下がり鉄棒にぶら下がったりアクセントをつけるも夕方には力が尽きて、今年最後のワインの栓を開けた。Tapas(つまみ)の一つは、特売していたグリーンピースを茹でて、その上に温泉玉子を落とした、サイゼリア名物メニュー風のやつ(もちろん、カミさん作)。こういう素材を活かした調理においては、冷凍モンのとは違うねぇ。シチューとかに混ぜちゃうと分からなくなるのだけど。

大晦日なので、チボリのラジオからは、紅白歌合戦が流れている。
今年はいろいろあったようでジャニーズ系は全然出ていない。ただ、私からするとジャニーズ系と同じ聞いたことのないグループがたくさん出ている。さっき若い男の子グループが歌っていたけど、歌唱力はジャニーズと同じ。
女の子が「時の流れに身をまかせ」を歌っていた。それを聞いて、テレサテンって歌がとても上手かったんだなぁ、と改めて思った。
もっともNHKの紅白とかって、音響PAがストレートなので、上手い人は上手く聞こえ、下手な人は下手に聞こえるという平等と公平さがある。
それでも、楽しみはやはり蘭ちゃんだ。噂のあったブギウギの趣里ちゃんとの共演がなさそうでちょっと残念・・と言っているうちにベッドに入って本でも読みながら年明け前にグガーとなることを酔いどれにて予想す。

あと3時間ぐらいだけど、みなさん、良いお年を。

秋田大館の鶏めし弁当

気がつくと2日間、Facebookに投稿していなかったのは、Adobeのillustratorを使うのやめることにしたので、HDD/SSD内の全illustratorファイルを旧バージョンでも開くように別名保存をずっとやっていたからである。
以前は毎週のように使っていたのだが、最近はかなり少なくなったので、サブスクリプション22,000円/年が高額に感じ始めたからである。でも、使えなくなると過去のIllustratorファイル全てが開けなくなるので、旧MacOSの入っている旧バージョンでも開くようにダウングレードしていたのだが、1TBぐらいのデーター内のあちらこちらに散在しているフォルダをチェックしていたので、目が痛くなってきた。

今週末は、カミさんが東京駅内の駅弁ショップにて買ってきてくれたのが、秋田県大館市にある花善という会社提供の駅弁「鶏めし」だ。
大館市と言えば、その隣にある比内鶏で有名な比内町があり、昔の文教大学の友達がここの出身で泊まりに行ったことがある。何故にして比内鶏が有名なのかは、鶏小屋か平飼いの違いとか、エサの違いとか言っていたけど、45年前の私には、食してもその違いが分からないし、今でも良く分からない。
今まで、弁当にしろ美味い鶏めしは、高弁の鶏めしと思っていたが、これを上回ったのが、この大館市の「鳥めし」だった。有名な比内鶏だから高価なのか量が少ないが、鶏飯が当社比として美味い、こんなに美味いのは初めて喰った感じだ。
鶏飯って、鶏肉を甘辛く煮て、その汁で炊いたものだと思うが、辛くなくしょっぱくなく、かつ薄くもない微妙な風味に、思わず、美味い!と叫んでしまった(心の中でだけど)。
普通の鶏飯は、飯の上に鶏肉の他に卵焼きと鳥肉のそぼろで敷き詰めてあるが、これは全然敷き詰めておらず安っぽい感がするところ、この鶏飯で勝負しているのだと思った。
駅弁選択に困った時には、この秋田大館市の鶏飯は要チェックかも。

Illustratorのファイル処理作業は、どことなく終活に類似していて、やや根を詰めてやっていたら、上の方でギシギシと音がして、ふと見上げれば、5kgの猫パコがエプソンプリンターの上でひよっている(今、その上で爆睡中)。足を組み替えたらグニャ~、なんだ?と思ったら、パネルヒーターの横で猫パコが大往生的に寝ほうけていた。
時として部屋に入るとムッとする、とカミさんが言ってはいるが、昼から夜まで獣が2匹いれば、そんな臭いもするだろうが、当然一緒にいる私は気付かない。

浄土宗

先日、親戚の法事があり、その寺が浄土宗だと分かっていたので、佛教大学授戒会で授かった袈裟を首から下げ、浄土宗の数珠も持って行った。
中島家は浄土宗だが、ここ近年、他浄土宗の寺に出向いた記憶がない。そして、礼服のネクタイはいつも黒だ。白だったのは記憶にないくらい昔で、思い出せない。
スクーリングとかで京都へ行けば、あちらこちらに普通の寺が散見し、その度に「この寺はどこの宗派だ」などとつい確認してしまう私がいる。浄土宗と記されていれば、思わず合掌~。
久しぶりに浄土宗と記された表札を見ると、ホーム感を覚える。他の宗派の寺だと、どことなくアウェー感がするのは、敬けんではないが、浄土宗徒である自覚が少し生まれたのかもしれない。これもひとえに佛教大学に通っているおかげかもしれない。
そこの住職が私の袈裟を見て理由を聞き、京都で授戒会を受けたと言ったら、知恩院とか・・あとは清涼寺とかですか、と聞かれ、さすが浄土宗のプロだな、と思った。
まさに私はその清涼寺(嵯峨野辺り?)で、その話しから、浄土宗の宗歌「月かげ」が出て、これは浄土宗の女子高に通っていた娘の出番となった(歌わなかったけど)。私と娘の一番の共通項が浄土宗ネタだ。
経が始まれば、「南無阿弥陀仏」の同唱十念を聞き、久しぶりにプロの同唱十念を聞いたね、と娘と話しをしていた。「南無阿弥陀仏」を10回繰り返すのだが、8回目で抑揚が変わり、最終楽章風に9回目が始まる。・・だぶつの「つ」を言うのは9回目のみというのが最近の決まりらしい。
来年は、浄土宗の開祖法然の開宗850年記念があるそうで、その関係からか綺麗な葉書みたいなのを頂いた。建物とかを立体的に見せるためにくりぬいてある丁寧で綺麗なものである。家にある小さな阿弥陀如来?の木像(30年くらい前に台湾鹿港で購入)の横に立てかけた。
帰り際の壁に「十念を唱えましょう」という掛け軸風ポスターがあったので、娘と一緒に同唱十念。
特にという訳ではないが何かの懸念があったのだろう、訳の分からない同唱十念をしたら、どこかしら心が軽くなった。懸念自体は変わらないが、無意識の懸念がリセットされて軽くなり、これの最終系が「悟りの境地」かと思った。
しかし、自分の中だけでプラスに解釈すれば全て良しと思うが、「これこそが悟りへの道だ!」などと他者に説き始めたりすると、それはそれで新たな人生が始まるのだろうねぇ。私は興味ないけど。

換気扇換装計画

一般的な家屋において、汚れちまった悲しみ(中原中也)的箇所のトップ3を挙げれば、浴槽、トイレと続き、No.1は、キッチンの換気扇ではないかと思う。
その換気扇がとうとう動かなくなってしまったが、35年選手だから製品人生を全うしたわけだ。
スイッチを入れても回らず、何回か押していると動く時があるが、OFFにすると二度と回らない雰囲気となり、交換大作戦となった。
昔から知り合いの工務店に頼み電気屋を紹介してもらうが、換気扇交換だけではスピーディーさを上げてはくれず数日経っても連絡がないので、自力でやることにした。この間、換気扇は24時間回り続けている。

この換気扇は、サンウェーブ製だが、調べたら、かなり前にLIXILに吸収合併されたようだ。サンウェーブのなんてもうないだろうな。
LIXILのwebサービスは素晴らしく、修理や部品調達などにいろいろ分かれていて、その部品調達に電話をした。
そのサンウェーブ製の換気扇は、名称を変えただけで、規格やコネクター形状などは同じになっていたのがラッキーだ。
電話先の担当者にその換気扇の製品番号を教えたら、そっちに同じのがあるの?というくらい、事細かく正確にその交換方法などを親切丁寧に教えてくれて、昭和風に受話器を持ちながら頭を下げている私がいた。
その替わりの現行品換気扇の商品番号、及びアマゾンで販売していることも教えてもらい、15,000円のをポチッ。
ただ、フードにある換気扇スイッチだけは製造中止とのことで、ここのコンデンサーとかがダメになったらアウトです~、とアドバイスを受けた。「秋葉原デパート」とかへ行って仕入れてくるとか?今もあるのか?
因に、キッチンの換気扇周りの交換やリノベーション?はユニット交換になるので、そのフードや換気扇などを含めて、78,000円ぐらいだそうだ。これをLIXILに頼めば、取り付け工賃なども含め、120.000円以内に収まるのでは、と勝手に想像すれば安いかも、とポチッした後に気付いた。遅せーよっ。

問題は換気扇+フード内の清掃だ。
それなりに掃除しているので、その間、油に塗れた黒い埃等が付着しているが、それほど多くはないのだが、問題は換気扇だ。換気扇はカバーと羽を取り外して掃除していたが、換気扇の枠までは掃除しきれず、その周辺は35年間の歴史が堆積付着している。写真を掲載したら「閲覧注意」表記が必須だろう。
もう一つは、換気扇の下には当然ガスコンロがあるのだが、これをどかさないと作業がしずらい。となると、ガスコンロ周辺も清掃となって、早めの年末大掃除になる。← かなり手前から「掃除するぞ、掃除するぞ」と言い聞かせてテンション上げまくらなければならないのだ。
月開け上旬はいろいろ用事があるので、この大作戦作業は、10日以降を予定。

家の棚とか台などのDIYをするのはカッチョ良い雰囲気があるが、こういう換気扇の交換&清掃は地味でカッチョ良くないのがイマイチだ。主夫の宿命か。

スシロー

回転寿司では有名な「スシロー」があり、一時悲しい被害を受け、個人的にも「スシロー」に同情をしていた。
が、私の記憶が正しければ(どっかで聞いたセリフだ)、「スシロー」って行ったことがない。地元で行くとすればもっぱら「はま寿司」だからだ。「はま寿司」はゼンショーグループで、他には「なか卯」や「すき家」などがある。うーん、そうなんだ。
「はま寿司」が好きなのは、1貫(寿司2個)100円が大多数を占め、高目のイレギュラーは特別になっているのが分かりやすい庶民プライスなところだ。「ここのところで何を文句を言う?」スピリッツがある。

で、初めての「スシロー」では、基本は1貫120円と180円があるが、その価格帯には「はま寿司」と同様な統一感がある。しかし、「はま寿司」より微妙に割高だけど、それ以上に、「これ回転寿司?」という美味さがあってびっくりした。
開店11時に行ったからのもあるが、シャリ(ご飯)が機械で作ったようには見えない丸みを帯びていて、酢と甘さは「はま寿司」同様、正統寿司屋のに近似している。
ネタがまた、ええー?と思うくらい美味い。開店と同時に行ったからだろうか。因に「はま寿司」は、そんな時間に行ったことはなく、たいてい夕方以降だ。
イカとかタコ、ゆでエビなどを食したが、百貨店のデパ地下で売っているモノぐらいの旨さがあった。特にイカは「かみ切る」とかはなく柔らかく甘味があった。開店と同時に行ったからだろうか。

一番驚いたのは、光モンだ。
店を試すとかではなく、単なる好みからで、コハダ(漢字だと「小鰭」なんだね、普通読めねーよ)を頼んだら、どこで作ったかは分からないが、酢の効き具合が安直ではなく正統寿司屋で出てくるような風味で、びっくり。開店と同時に行ったからだろうか。

みなさんからすると「いまさらジロー」(おやじギャグ風)だけど、お初「スシロー」、いーじゃない!と庶民的に感動した~。