チャリティコンサート

 チャリティコンサートに向けて「バモス」と前田理恵子氏率いる「リエの会」によるコンサート実行委員会(実行委員長:姫野幸司)が1994年7月に発足された。コンサートの開催は、同年12月9日(日)と決定。まったくの素人による準備が始まったのである。

 出演者との交渉、チケット販売、広報活動、駐日グアテマラ大使の招待など仕事を抱えながらの作業は想像を絶するものだった。最大の不安は、赤字。これでは、チャリティーどころではなくなってしまう。しかし、バモスの幅広い人脈により、マスコミの協力を最大限得ることができた。

 8月、ギジェン氏の祖父が孫のプロジェクトに協力するため、学校建設用にと自分の土地(約120坪)をバモスへ寄付するいう旨の書簡を送ってきた。場所は、グアテマラ南部のエスクィントラ州ラデモクラシア村のラカンピーニャ集落の一画。これで、学校建設の夢が一歩近づいた。
 コンサートが近づくにつれ、チケット販売活動と広報活動が活発になってきた。グアテマラ大使はコンサートへの招待を快諾した。チケットの目標売上げは2000枚(入場料2500円)。

 コンサートは、駐日グアテマラ大使、フェルナンド・ゴンサレス・ダビソン氏の感謝の挨拶始まった。
 新聞やテレビによる事前の紹介が反響呼び、当日、1300人と予想以上の観客を集めた。オペラのクラシックコンサートで異例のことである。
 しかも、270万円という巨額の純利益を上げることができたのだ。学校建設は夢ではなくなった。その後、各団体、各個人の暖かい寄付金を得て、最終的には350万円程に達した。

姫野実行委員長とグアテマラ大使夫妻 バモス会長とグアテマラ大使が休憩中に談笑

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