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日台横断!鉄道スタンプラリー

日台横断!鉄道スタンプラリー JR東日本、西武、京急、そして台湾の台湾鉄道がタイアップして企画した、日台それぞれ指定された5つの駅から2〜3つを選んで特製スタンプを押し、合計5つになれば特別記念品を貰えるという「日台横断!鉄道スタンプラリー」を完成させた。

 2016年の8月までの1年間やっているのだけど、それぞれ指定された駅の場所がしぶい、と言おうか、七福神の最後の1人がなかなか言えないのと同様、最後の5つ目の駅を踏破するのが結構難しい。

 日本は(首都圏のみだけど)、東京駅、羽田空港国際ターミナル駅、三浦海岸、本川越駅、西武秩父駅。
 台湾は、台北駅、新竹駅、台中駅、嘉義駅、花蓮駅。

日台横断!鉄道スタンプラリー まず、日本人による台湾旅行だけど、ツアーは主にバスなので、スケジュールと宿泊ホテルのロケーションから自由時間にこれらの駅に行くのはちと難しい。個人旅行なら台北駅と台中駅(嘉義駅)か花蓮駅で、2つの台湾スタンプをゲットできるが、今度は日本で3つのスタンプが難しい。何処に住んでいるかにもよるけど、三浦海岸か本川越駅、西武秩父駅で大いに迷うだろう。

 それでは台湾人による日本旅行を見ると、このスタンプラリー、台湾人にはかなり不利な印象を受ける。
 台湾なら、台北駅と新竹駅の2つはキープできるが、花蓮駅か台中駅をゲットできるか、というのが微妙。それぞれ台北から特急列車に乗って2時間ぐらいはかかるからだ。
 そして台湾2つとすると日本で3つゲットしなければならない。首都圏近場の東京駅と本川越駅はデフォルトとなり、松山 → 羽田で来た台湾人はパラダイスとなるが、桃園 → 成田で来た台湾人は思いっきりジョーカーを引いたことになる(涙)。
 記念品を貰える場所は日台それぞれ1箇所のみで、日本は羽田空港国際ターミナルの京急サービスカウンターで、台湾は台北駅だ。
 普通なら東京駅になるのだが、京急羽田駅になったのは、少し前に台湾鉄道と京急が提携し、京急線にて台湾特製駅弁販売イベントがあったので、その旧知的な関係になったからだと勝手に予想する。

 平均で台湾人がどのくらいの日程で日本に旅行に来るのかは分からないけど、成田経由台湾人がわざわざ記念品をもらいに羽田へ行くというのは、スケジュールからしてかなり面倒だ。ある意味かわいそう〜。台湾人のみ鎌倉駅も可、とかにしてあげたらな、と思った。

 このイベントが始まって20日後、京急サービスカウンターで記念品を受け取る時に「けっこう、来ますか?」と聞いたら
 「けっこういますねぇ〜」
 「じゃ、もう記念品は少ないの?」
 「いえいえ、まだまだありますよ」
 それぞれ1000個ずつの記念品、察すれば50〜80個ぐらいかもしれない。

日台横断!鉄道スタンプラリー日台横断!鉄道スタンプラリー その記念品は「オリジナルトートバック」だけど、100円ショップでも売っていないくらいの安っぽいバッグで形状はちょうど崎陽軒のシューマイ弁当が入るようなヤツだ。表面の印字はバックの素材から上手く印刷できず判読不明な文字も多い。
 あんまりだよ〜、と思うも、もともとラリーというのは結果よりもそのプロセスに意義がある、と思ってやったので記念品の内容を問うつもりはもともとなかった。しかし、もうちょっと何とかしてよ~、という気持ちは払拭できなかった(涙)。

日台横断!鉄道スタンプラリー ただ、このスタンプ帳はなかなか良い。
 山手線内等主要な駅でもらえることができるが、各駅が紹介され、そのイラストとレイアウトがなかなかお洒落で可愛い。
 この漫画家?のイラストは何処かで見た記憶があるのだけど日本人かなぁ?文字も日本語と中国語になっているのだけど、フォントが独特でキッチュである。ページごとに切り取って壁にピンナップしても可愛い。お勧め。

 ツアーでの台湾旅行は難しいと言ったけど、今回は台湾一周で、かつ花蓮〜九份が列車移動だったので、スタンプを3つ押せることができた。台中も21時に行ってもOKだったのがラッキ〜。
 嘉義駅は行ったけどそれは昨年。新竹駅は行った事がなく、併せてもう一度嘉義へと思うところから、来年夏までにはこの2つのスタンプを押しに台湾へ行こうかと思っているところでもある。

2015.9.22