Apo-Macro Elmarit-R 100mm f2,8

100mm Macro 定価を見たら、388,000円。誰が買うんだぁ?こんなふざけた値段のレンズ。中古車が楽勝に買えてしまうぞ。
 しかし、まさかそのレンズを私が買うことになるとは思わなんだ。
 ここ数年、苦手なジャンルを敢えてチャレンジ!ということで、花や植物の接写を撮っていて、最初はニニコンだったのだが、やはりライカで、との悪魔の囁きがあったのが運の尽きだった。
 なんとかツテを探してようやく半額以下でゲットはしてみたものの、何処かしら散財感は拭い切れなかった。
 何故なら、確かにトーンの豊かさは断トツに凄いと思うけど、数万で買えるニッコールがそれほど見劣りしないからだ。むしろニッコールのシャープさは切れ味最高!
100mm Macro それでも敢えてライカのを買ったのは、ニッコールのマクロ、実はAFで、これのMFが非常にやりづらく、接写1/2以上に入ってくると、ピントリングの遊びが気になって気になってしょうがなくなる。マクロはヘリコイドが一番だね。
 等倍まで撮れる専用リングが「エルプロ」とかいう名前で売っていたが、これも59,000円と、ニッコール100mmマクロがヨドバシで買えてしまうような殿様値段だ。

 今思うと、AFではない Ai Nikkor Macro 100mm f2.8を買うのが大正解だったが、後のカーニバル。このレンズを使い倒すしかないのだ。とほほほ。