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36-10
ある日の午後(習作)

自分の人生はつまらないと悟り
駅のコーヒースタンドで
コーヒーカップと水入りコップと
にせものスプーンが
大音響とともに床に散る
本も1M飛んで行き
本人も椅子から転げ落ちるが
インギンな日本青年労働者が
「おけがはありませんか?」と言いつつ
まず本を拾ってくれる
マントを着て会計レジへ行くと
カップ代もコップ代も請求されず
ガラス戸の取っ手に手を掛けたとたん
音も無く体は床に落ち
前頭葉をタイルに打ちつけて
血管の何本かが
大音響とともに床に飛び散っ…

Time To Time

36 - 10

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