INICIO > Exposi. >
Time To Time 1993-1995
Time To Time 1993-1995

 海 辺

昼間の光を含んだ海の
その続きの気持ちで
窓を開けると私は驚く
闇に落ちる寸前の群青の大気の中で
それよりなお暗い表情で
海は全体がひとつの生き物となって
浜辺に向かって泳いで来る
建物の隣の小屋にいる
山羊の鈴の音が警鐘に聞こえて
私は慌てて窓を閉める
それでもそらすことのできない心が
ガラス越しに海を見ている
何か白いものが落ちて行ったが
それが迷い鳥なのか魂なのかが
分からない

 1234567

Volver