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差異視点/Contemplaciones diferentes


序 文

「差異視点」に関しては、「台北発東京」の序文をご参照ください。
各半切25枚の計50点出品。ここでは私の写真25点紹介。
黄承富氏のは「台北発東京」の方に掲載。

差 異 視 点

台北爵士画廊(台湾) 1991年3月2日〜14日

 彼がもしロシア人だったら、ウォトカを飲みに私はロシアに行っていたでしょう。そして、彼がもしメキシコ人だったら、台湾へは行く事もなく、その情勢など殆ど分からなかったことでしょう。

 彼、黄承富が東京を撮り、私が彼の台北を撮ったこの写真展「差異視点」の為に、台湾ビールを4回も飲みに行くはめになってしまいました。
 こういう場合、台湾を褒めなくてはいけないのですが、意味もなく褒めるほどおめでたくはなく、けなすほど毒舌ではないです。で、素直な感想を述べると、街並み、バイク、車などがとても汚いのですが、至る所にゴミ箱とか灰皿が設置してあるのには感心しました。タクシーの運転手はみんな感じが良かった(彼曰く、運が良かっただけとか)。日本にはない香辛料を使うので、口に合わない食べ物も沢山あった。しかし、牛肉を食べた時には、今まで日本で食べていた牛肉は何だったんだ?と思いました。文化的に、日本にあるものは殆ど台湾にあり、ない物を挙げるのなら浮浪者とツッパリヤンキーだけぐらいでしょう。
 しかし世界広しと言えども、手紙を出しても返事が来ないのは台湾だけです。礼節を重んじる中国文化を継承している台湾と思っているのに、一体どうなっているのでしょうかね。ネェ、承ちゃん?

 4回も行かされてしまったので愛着たっぷりの台湾。
 どちらかと言うと私は好きな国であります。

中島 健
 
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