【中島ゼミ P42〜47】

  1. P42〜43 「つねにカメラを携行する」

    これはさすがに一人では保たなかった。小林氏の作品がうってつけなんだけど、彼のは別なコーナーに決まっていたので、いろいろ集めて「デザイナーさん、宜しくお願いしま〜ス」という気持ちだった。

    P42の上の写真、本当は主題は「らーめん」と記されたちょうちんだったのだけど、押そうと思った瞬間、背後から猛スピードで迫るチャリの音がして、CoolPixなら確実にタイムラグで入ってしまうだろうな、と予想ができるくらいこのコンデジに慣れてきたので(意味のない慣れだ)、ちょっと待ってモニターを見ながら再フレーミングして撮ったら、ありがちな要素盛りだくさん「何に撮っているんだ?」のようなスナップ写真になってしまった。
    これは歩道には誰もいないところにポツンと吊されているちょうちんの存在感が気になったのだろう。
    車もこのおばちゃんも行き過ぎて最初のイメージのようになるまで待ちかまえると臨場感のない優等生だけど面白くもない写真になる。 ほんとスナップって一瞬なのだなぁ。
    その下の榊田さんの写真も、良かったので補足説明したら、レイアウトの関係でちょっとトリミングされて「間」がなくなってしまった。

    P43の下の写真は谷中通りで撮ったスナップだけど、デザイナーが選ぶ気持ちは分るけど一番使って欲しくなかったカットだ。 一般受けするから、仕事だし、しょうがないか。というのがある。
    開店前の準備をしているおばちゃんが主題ならそれにもっと寄って撮れば良いのに、中途半端な距離でかつフレーミングポイントに右端の酒屋のトラックを持ってきている、という最悪なスナップ。下手くそ!
    基本的にこういう、いかにもというのは撮りたくないのだ。
    最近注目を浴びている「下町の谷根千」。つーか「下町」の定義をみんな勘違いしちょるぞ。
    他のに代えてくれ、と言ったのだけどそのままスルーされてしまった。他に良いのがあったのだけど、ま、そのブームらしいカットとして選んでしまわれたという次第。
    このページのこの2点だけは飛ばして欲しい〜。

  2. P44〜45 「カメラを持って一緒に遊ぼう」

    このページは独断と偏見風と言われても言い訳の余地がない。キッパリ。
    このコーナー、基本的にペットを飼っていない人には違和感がないと思うが、飼っている人はそれなりに琴線ならぬ逆鱗に触れるかもしれない。「なんでワタシの○×系の写真がないの?」とかetc。
    ペットだからさ、猫に限らず犬も当然、そしてハムスター、インコ、ミドリガメ、アナコンダ、トラだってある訳なのに、猫だけ、そして綺麗さっぱりモノクロのみ。
    文章を読めば、猛獣を省き撮り方やその接し方は同じだけど、飼っていないペットだけが載っていた場合、やや共感も少ないだろうと危惧している次第。
    しかし、モノクロでの猫だけじゃ今のペットブームからすればややマイナスなので、犬やハムスターを飼っている人の家に取材撮影に行きましょう、と事前に提言したのだけど、たまたま他のスタッフはペットを飼っていなかったのか、気づいたらそのままスルーされていた。
    私のロベルトとルルデはこれで3度目の登場。打ち止めだね、これは。
    P45の左下の沼館氏の猫が一番良い!これだけで私は満足。

  3. P46〜P47 「見慣れたモノへの再認識」

    タイトルと写真のコンセプト、及び写真はそれなりに悪くはないのだが、突然の提案があったところが難だった。
    最初から「こういうスナップもあるのですよ」と言っているのにスルーされて、ま、いいやと諦め切ったところに「○×風の写真ないですかねぇ?▲■というコーナーを作りたいので・・・」
    「最初から言っているじゃない?ないよ、んなの。手持ちの写真はCDRにて渡したのが全て」
    「改めて撮るのは良いですか?」

    天気の悪い梅雨時に言わないでよ。ちょっと前の新緑の5月もあったのに。
    仕方がないから最短30cmのCoolpixで誰もいない我が家を徘徊。30cmというのは厳しいよなぁ、せめて20cmにしてよ、ニコンさん〜!
    撮りながら常にハンデを意識させ、重賞レースで重しを付けて走るサラブレッドってこんな気持ちかな、と思いながらパシャパシャ。
    おまけにCoolpixは望遠系で30cmが有効、なんじゃそりゃぁ?最短距離は広角系にしてくれ、だ。
     望遠側って1枚なら良いけど、いろいろなモノを望遠で撮ったのを並べてみると実に詰まらないのだな、だってみんな同じようにしか写らないんだもの〜。

      P46上の洗濯ばさみのは、広角系で撮りたい、でも寄りたい、でもAFが利かない、というところで焦点距離を微妙にズラしながら見え具合と最短距離を調節しながら、そして望遠っぽくないアングルを探しながら撮ったカット。
    作品的に良いとかは置いといて、限定された条件の中で臨む写真を撮ったというところでは誰も言わないので自画自賛的に「おお、職人芸だ」なんてモニターを見ながら自己満足。はぁ。
    これなら最初から富士のF40にしとけばこんな苦労はしなかったのにな。

    P46中央の「デジカメの特性」の説明がやや分りづらかったのは反省。
    つまり、言葉という知識でモノを見てしまうと、つまりP47右上の写真は、ホワイトバランスはタングステン(電球マーク)と思ってしまう。だけど、そうじゃないのだよ、ということを言いたかったのだけど、間に編集者というフィルターが入ると、やや温度差が出てきてしまうものだ、というのが今回の出版で経験になった。

    P47左上のは河住氏のだ。あちらこちらに良く登場していて大活躍です。

 で、いよいよ、そのP48の河住氏のは・・つづく・・・