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子連れ南蛮夏休み日記  「時差ボケ」9 - 9

 帰国時に、ご禁制の品々を内緒で持ち込むことができたとしても、絶対に免れないのが時差ボケである。

 飛行機に乗って地球の自転よりも早く移動するからで、移動交通手段が船舶や大陸鉄道でない限り、数日間これで苦労するのが普通だ。
 自転の関係か、スペインから戻ってくると必ず午後が眠い。ちょうど午後の2時から5時の時間帯だ。スペインで言えば、早朝なので、ちょうど徹夜明けの眠さかもしれない。
 時差ボケじゃなくても、この時間はとっても眠いのだが、この眠さはちょうど睡眠薬を飲んだようなドロン〜さがある。時差ボケは1日1時間戻ると言われているので、帰国後は、時差ボケで・・と1週間ぐらいは昼寝を許して貰えるかもしれない。

 今回は、それが全くなく、時差ボケを克服したのではと感激したものだが、睡眠時間がかなり長く、何時に寝ても12時間はたっぷり眠っている。普段は7時間寝れば十分で、それ以上はとても寝ていられないのに。
 どうやら時差ボケがつながっていたみたいだ。カミさんからは、「ふだんから時差ボケみたいな不規則な生活を送っているからだ。」と言われ、むべなるかな。

 今年5才になる娘を見てみると、時刻だろうが日没とかは関係なく、今までの生活サイクルに合わせている。
 つまり、これから飲むぞ!という時に寝ほうけてしまい、さぁ寝るぞ、という時に起床。さて出かけるぞ、という時、全然起きない。
 さすがに数日経つと慣れてはくるが、今度は帰国してからそのスペインタイムを遵守する。思いの外、子連れ海外旅行には、体力が要るのだ。


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