ドアホン

 玄関と入り口を壊したら、ポストとインターフォンもなくなってしまったのに気付いた。
 ポストがないとポストマンは郵便物をそのまま持って帰るようだ。翌日慌てて暫定ボックスを入り口前の地面に置いておいたらちゃんと入れてくれた。いつもより郵便物が多かったのは前日の分とまとめてだからだと思う。

 その翌日、何気にボックスを見たら紙切れ2枚が入っていて、郵政省とクロネコからの不在者通知書。
 順番からすれば、インターフォン設置とかは最後なんだけど、暫定的にしろ先に設置しないと通販無理だ。
 今までの音声通話だけだと2万円ぐらいであるのだけど、カタログを見たら1種のみで、他全部モニター付きで5万円とか6万円、「テレビドアホン」とかいうようだ。こんなの要らねぇよ、と言ったらカミさんから、おまえはレンホーか?というくらいの強い口調で反対され、娘からは「女性の安全性も考えてね」などと言われてしまった。普段は鳴っても誰も出ないのに。
 しょうがないから一番機能の少ない一番安いのを選んだ。それでも定価は4万円だ。
 小さなライトが付いているので夜間でも映るのだが、レンズよりも下に位置しているのですべての訪問者の人相はとても悪くなり、戻ってきたカミさんを見たが、白髪交じりのマツコ・デラックスかと思ったが、実際のがより良いという意味でありか。ただ体形によっては「貞子かー?!」に見えるなる場合もありそうで、なるべくなら夜間には見たくないのがテレビドアホンかもしれない。

 取り敢えず中島家のライフラインが復活したので、久しぶりに宅配ビザをネット注文した。いつものピザーラ。
 1時間ぐらいしてドアホンが鳴ったのでモニターを見たら、不気味な雰囲気のサンタクロースが立っていた。ついサンタクロースの格好をした殺人犯の小説を思い出してしまった。誰のだったっけかなぁ、西村さんのか逢坂さんのかなぁ。ピザを頼んだという記憶がなければ確実に110番だ。
 3連休の前夜だからとても忙しいらしいけれど、明日や明後日はもっともっと過密に激務とのこと。ピザ屋のバイクマン、稼ぎ時だけど、お疲れさまだ。

ずっとテレビ?

 いやいや、夜な夜なずっと毎日のようにテレビを見ているというのはこういう事なのだろうか、ネット配信のだけど例の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」だ。
 それも収録されているシリーズを1度見終わってまた最初から2度目を見ている執拗さで、大丈夫か、私?って感じ。
 シナリオらしいのが殆どない五郎さんのさえもとってもシナリオがあると思わせるぐらい、この番組、シナリオなく、どうしてこんなのを2度も見ようと思ってしまうのか不思議に思いながら見続けていた。

 それは個人的な経験からなのだけど、学生時代、日本のあっちこっちを旅していた時の情景に非常に似ているところからだ、というのに気付いた。
 基本は周遊券で、当時(30年くらい前)はエリア内なら自由席の急行までは自由に乗り降りできたので、基本この列車がメインとなり、それに合わせて路線バスなどを活用していた。
 例えば北海道へ行けば、メインとなる路線バスも載っていた道内時刻表なるものを買い、これをにらめっこしながら移動していたのは、ちょうど移動のバスの中で地図に見入る太川くんと同じだ。
 そして乗り継ぐ場所も番組と同じように2時間待ちとかも多く、かつその場所も、言葉が悪いけど、そういう機会じゃないと絶対に来ないだろう過疎地だったりして、番組でそれがいろいろ放映される度に、無意識に過去の記憶を呼び覚ましていたのかもしれない。
 言葉が悪いけど、不本意な場所で降ろされ不本意な時間をそこで過ごさなければならない映像がとても素晴らしく、幾つか他にあるローカル線やローカルバスの旅の番組にはないことに気付いた。

 Xマス前ぐらいまでは、これにハマっているだろう。

猫パコの大冒険

 玄関周辺のコンクリート土台を除去する為の電動ハンマーのガガガガガーッには、猫パコも驚いていたが、それが終われば、他の騒音には慣れてしまい2階の定位置でZzzzz。
 大工さん達が帰ってしまう夕方以降になれば工事中の一階は猫にとっては秘密基地的なワンダーランドになるらしく、夜な夜な一人、いや一匹でトコトコと階段を降りて遊びまくっていたようだ。
 どこで遊んでんだろうと思って、一緒に一階に降りてみれば、うげげっー。なんと縁の下に潜っていたようだ。
 
 早朝散歩は良いけど、これじゃ潜っている時に大工さんがやってきて、その工事工程で縁の下への穴を埋められてしまったら大変だ。ということで、数日前から「go to 一階戒厳令」が猫パコに敷かれていたが、早朝のトイレに行ったスキにスススーと忍者のように階段を降りて縁の下に入ってしまったようだ。
 
 大工さん達に頭を下げ、済みません、うちのバカ猫が縁の下に入ってしまったので、入り口埋めるのは数日待ってください〜。
 呼べば来る猫もいるかもしれないけど、猫パコは来やしない。幸い、縁の下の出口を埋めるのは来週なのでまだ良いけど、入ったままは良くないよね。遊び心で入ってみれば、上から左右から電動ハンマーと電動ドリル等の騒音で囲まれて出るに出られない状態だ。
 最悪、「グラナダに死す」じゃなくて「ウラワの縁の下で死す」でも良いか、と思うも、動物愛護協会から大クレームが来そうなので、縁の下潜りだ。
 じーちゃんは昔良く縁の下に潜ったり天井裏に入っていた。理由は分からないけど、オヤジは全然入らなかった。
 とすれば、こういうのは隔世遺伝か。昔の縁の下は凄くて、蛇やネズミの死骸などは当たり前で、へたをすれば見たことのない生き物が動いていたりもする。小学生の頃までは「ケン坊は軽くて身軽だから、上れ(潜れ)」。屋根裏は電源コードがあっちこっちに張り巡らされている。部分的交差しているところはむき出しだから触ると感電する。
 ブレーカーを落とせば良いのだけど、上らない他の家族は真っ暗になるのが嫌だからブレーカーは落とさず「ケン坊、気をつけてな」で済んでしまうのが昭和の掟かもしれない。儒教からか、こういうの?
 上らされた理由は覚えていないけど、そんな50年前の事を思い出しながら、あぁ、潜るのかよ・・・。

 こういう現場では、休みは昼休み以外に午前と午後に2回あり、やっとやっとその午後の3時の休みに、機械がやっとやんで静かになったのを待っていたのだろう、2階のドアを開けようとする爪の音が聞こえ開けてみれば、ホコリにまみれまくってダルメシアン風になった猫パコがこちらを見上げていた。ニャオーンと鳴けば可愛いのだが、鳴かないんだな、これが。
 嫌がるのを無視し、首根っこを押さえて全身をダイソンV6にてグォーーンと大掃除~。

巫女

 娘が正月に巫女さんのバイトをするらしい。
 くそ寒い社務所で大変だなぁ、と思いきや、意外と人気があるらしく、ネットで申し込んだようだ。1年前の大学受験用写真を貼付した履歴書で。バイトのだから許容か。
 神と人との仲介者である巫女なので禁止項目が多く、パーマ、茶髪、ピアス、マニュキア、飲酒喫煙、携帯電話利用、SNS投稿etc、いろいろ厳しい・・あれ、娘の頭は金に染めたソバージュだったような、ダメじゃん。
 パーマ屋に行って黒色に戻し、パーマもストレートにしたようだ。←これの金額って大学生価格じゃないかも、さくら水産で数回は飲めるだろう。
 
 「巫女のバイトなんて目的は一つだろ、書きようがないじゃないかい。」
 「そう書いちゃ身も蓋もないし、通らない可能性があるのでいろいろ着色するんじゃい。」
 「なんて記したの?」
 「アメリカに留学した時に日本の文化を紹介する機械があったけど、あまり十分に言えることができず悔しい思いをしたことがあり、そういうところからこのお仕事に接することによって日本古来の文化を学べることができたら良いと思ってとかetc・・とかを記したよ」
 「すんげー、システマチック&どっかで聞いたことあるようなマニュアル風な文章じゃないかい・・」
 「いやいや、とーちゃん、それが大人の社会への第一歩だよ」
 おお、娘に教えられてしまったぞい。

 ふと気になったのは、経歴では高校や大学の名前まで記すのか。聞けば単純に「大学生」とのこと。
 もし要明記だとすれば、浄土宗系の高校出身の娘はNGかも。また、仏教大学や大正大学、駒沢大学などの在学生もNGなのかなぁ。もちろん國學院大学とかは最優先とか。

 私の大学受験の頃かその後かは忘れてしまったけど「巫女」というのは「ふじょ」と読むと覚えていて、数年前に佛教大学にて中国文学を学んだ時にも巫女を「ふじょ」と読んでいたので違和感がなかったけど、「みこ」とも読むのを今回娘のバイトにて初めて知った。じゃ、今まで「巫女」はどういう漢字だったのかというと、単純に「ひらがな」だと思っていた。つーか、どうなると「巫女」を「みこ」と読めるんじゃい、キラキラネームだよ、これじゃ。
 またまた博学を披露してしもうた。

スチームクリーナー

 日曜日は、朝の9時から一階のダイニングキッチンをカミさんと一緒に掃除する。
 結果的にどのように使うかが分からないので、一度リセットするかたちにて、キッチンと冷蔵庫、ピアノを除いたすべての家具等を処分してもらうことになった。なのでキッチン周りは自分たちで掃除しなければならない。
 キッチンの汚れと言えば、コンロ周辺がやはりダイナマイトだ。
 メーカー名分からぬくらいに黒色炭素化してしまったようなコンロはそのまま燃えないゴミへ出し、先日二階で買ったリンナイのをもう一つゲット。周辺のタイルにはアルミホイルシートが貼ってあって思いっきり汚れているがこれを剥がせば綺麗なタイルが出てくる・・はず。綺麗に剥がせたのだが、思いっきり汚れたタイルが出現した。ばーちゃん、手抜きだよ、これは。
 通常のタイルの汚れは問題ないのだが、隙間等に貼り付けた別種のアルミテープとガムテープがカチンカチンに固まってしまっていたなかなか取れない。
 シンナーを染み込ませて柔らかくし地道に除去してゆくぐらいなのだが、いつ買ったんだ?みたいなスチームクリーナーなるものをかみさんが持ってきた。初めて見た。
 こんなやつ↓
http://www.yodobashi.com/ベルソス-VERSOS-VS-YQ3840-スチームジェットクリーナー-イエロー×ブラック/pd/100000001002618560/

 万能だとは思えないけど、少なくともカチンカチンになったテープを剥がすのにはダントツに効果あり。
 もっともテープは剥がれたけど粘着糊は残ったままなので、マジックリンをスプレーしてブラシでゴシゴシ〜、最後はもう一度まじっくりんをスプレーして金タワシでゴシゴシ〜。それでも鉄板自体に発生した錆は綺麗に除去できない場合があるが、これはもう仕方がないところ。因にフローリングにこびりついた汚れはグーッ。ただ、これは除去したいものが除去しやすい状態になるだけなので、

 流しの下付近のドアは綺麗なのだが、コンロ下のは油汚れがひどくここの面だけネジを緩めてドアを外し、またそのドアもバラして別個に清掃したりし、一段落ついたのが夕方の18時前、外はまっくらだった。残りは冷蔵庫とそのキッチンの上の棚の清掃ぐらいを今週末に。

 室内いろいろなものをどかしてみれば床も壁も汚れが目立ってして、結局室内清掃&壁紙交換をお願いした。壁紙交換は他の工事が終わった後なので来年かもしれない。ただ、その時の室内清掃、どこまでやってくれるのだろうか。
 例えば、キッチンの換気扇などもやってくるのだろうか。この場合のやってくれるのだろうか、は、見えているところを清掃するのではなく、ハズせるところは全部ハズしてそれら別個に清掃して再度組立設置してくれるという意味だけど、高額オプションになってしまうのだろうか、という一抹の不安が残っている。それなら今週末やっか。
 ばーちゃんのキッチンなので油なんて殆ど使わなかったのだろう、汚れ具合は我が家二階の1/4程度だ。今週末、乗り掛かった船的にやるかな、マジックリン&ダイソーのハンディブラシで。スチームクリーナーは今のところ私の性に合わない。