朝鮮史

朝鮮史

朝鮮史

 今週末、佛教大学復学の最初の筆記試験があって、前回からすれば5年振りの大正大学詣でだ。
 時間があれば暗誦したりしていて1週間前なので記していたりするのだが、思いの他、日本の漢字を忘れていたりして例えば「虐殺」とか「進撃」、「民衆」、「勃発」、「破綻」なんて、ぜんぜん気付きもせずに中国語の繁体字で記していたり、またどっか違っていたりしてちゃんと書けなかった。情けなかたい。恥の上塗りだけど「国是」が読めなかった。

 指定テキストでは、終戦の8月15日の植民地解放から朴槿恵大統領までで、その前の朝鮮はどうなっているのだろうか?と少し興味を持った。
 シラバスを見たら「朝鮮史」があってラッキーと思いきや、必修ではなく、むしろ取らなくても良い課目分類に入っていた。おまけに4単位なのでレポートも2つ。しかし、これを逃すとおそらく死ぬまで韓国の歴史書なんて読まないだろうな、と思うも、知らない外国の歴史なんて無限のようにあるから(例えば、インドネシアとかスウェーデン、モロッコとか)、別に韓国の歴史を知らなくても良いのだが、何となく乗りかかった船モードなので、履修が遅れるのを覚悟して取り寄せたテキストが「朝鮮の歴史」。
 ちょうど学習している現代編をペラペラ見ていたら、「南北分断の遠い要因の一つに日本による植民地支配がある。植民地支配がなければ分断はなかった。」とか記されていて、何でもかんでも植民地支配に関連付けようとしている雰囲気が漂っていてあまり好きではない。一つぐらい「その要因の一つには日本が負けたからだ。勝っていたら分断はなかった。」とかいうのはないのだろうか。

 終戦前まで300ページもある。中学の歴史で習った、高句麗と百済、新羅以外は全く読めない。幾つかルビが振ってあるけど漢字のハングル読みだ。仏教用語は多くはないので、意味のない漢音読みで覚えるしかないのが辛そうで、それも300ページ分。例えば、「李資謙」という人がいて、ハングル読みだと「イジャギョム」・・・永遠に記憶できそうにもないので「リ・シケン」と覚えるしかない。
 今月中に読んでレポートを2つ書いて提出し、9月上旬ぐらいに筆記試験を目標にしたいが、見慣れぬ固有名詞が満載の300ページにビビり、筆記試験は10月上旬でも良いかぁ、などと早くも弱気モードになっている。

映画「南風」

 「南風」という台湾映画じゃなかった日台合作の映画を見た。アマゾンで。
 台湾好きとかじゃなければ、1/3ぐらい見たところでちゃぶ台をひっくり返すかもしれない、ゆる~い起承転結の展開だった。
 場所ごとの描写がとても上手く、目の前にいるように、その場の臭いとか音、そして風の流れとかを感じられ、役者あっての背景ではなく、背景の中に役者がいるようなカメラワークと演出で、台湾映画はこういうのが多い。一応の主役風の藍子役の黒川芽以の演技が上手い。黒川嬢って有名なのだろうか、可愛いけれど美女図鑑に載るほどではない、のだめの樹里ちゃんぐらいだけど、へぇ、という感じで上手いのは、かみさんがiPadで見ている日本のドラマを横から見ていたりしてその比較からなのだろうか。
 台湾好きもあって、ちゃぶ台はひっくり返さず、最後までじっくり見てしまった。

 でも、雑誌編集者の藍子は、台湾の真ん中ぐらいにある日月潭で行われるサイクリングフェスティバルの取材で台北に着いたのだが、モデル希望の女の子をガイドにして一緒に自転車を借りて出かける。新幹線で行けないの?
 で、何故か九份へ行った。へ、東廻り?自転車で阿里山とかを越えるのって大変では、と思っていたら、次に淡水へ行き、えええ?何処へ行くのだ。
 そこで知りあったイケメン台湾人が加わり、3人で日月潭へ。
 藍子とそのイケメン台湾人はほのかな恋を寄せ合うが、「一緒に泊まっちゃった」とか「キスしちゃった」などは皆無の純プラトニックラブストーリー・・・私が中学生の頃に見ると大感動したかもしれない。

 何気に見終わった後日、その映画の予告編をyoutubeで見たら、「あ、そこね」とか「あ、あのシーンだ」とか思わず身を乗り出してその予告編を見てしまった。台湾映画のスピリッツってこんなサブリミナル風デジャブースタイルにあったのか・・、って監督は日本人なんだけど。
 台湾リピーターは見ないほうが精神衛生上宜しいかもしれない。

ミニUSB扇風機

ミニUSB扇風機

 この時期の気象庁は可哀相だ。雨が降らないのに梅雨入り宣言をしなければならない時期に来ていたり、雨が降っているのに梅雨明け宣言しなければならなかったりするからだ。で、梅雨明け宣言後にまた雨がパラパラ降ると抗議の電話が殺到し、気象庁の売店での胃腸薬の売り上げが急上昇する。

 今年は分かりやすい天候に恵まれ、梅雨入りも梅雨明けもすんなり受け入れられることができた。6月に梅雨明けするのは初めてとニュースで言っていたけど、晴天か曇天ぐらいの違いしかなく高温多湿は変わらないので、私のような小市民にはあまり大きな問題ではない。

 こんな時期はクーラーが欲しいのだが、人より早くクーラーのスイッチを入れてしまうと、どこかしら敗者の気分になる。ちょうど将棋の対局で「すみません、負けました」という感じだ。
 ただ、体感ムスムシ度は居住地域とその立地形状、及び向きによって苦行の度合いが違う。
 我が家は普通の二階建て一軒家だが、午前中はだいたい軽井沢の駅前ぐらいなのだが、午後になると私の拙工房風自室だけが、ここは台北林森北路付近ですか、になる。
 若い時ならパブロフの犬状態ですぐスイッチ、オンとなるのだが、それから40年ぐらい経つと、風も良いじゃん、になる。いと哀しきや。

 その折衷案として、買ってから3年目の小型USB扇風機を取り出してくる。
 殺風景な黒色なので、台湾中華民国の国旗シールをカバーに貼るも、そのカバーが邪魔なのでハズして使っている。
 より風情を求め風鈴でもつけようかな、と思うも、机の上に置いてある扇風機なので、室内でチンチラチリチリ~と鳴るのは、単なる、うっせーよ、になる。風鈴の音、少し離れたところから聞えてきてこそ風情がある。
 とは言え、あと数日したら、まごうことなく神様クーラーだろう。

おぎのやのおにぎりセット

あぎのやのおにぎりセット

 ブランチで食べようと、ローソンで売っていたこんな「おにぎりセット」を買ってきた。定食、弁当、駅弁のキーワードに弱い。

 サブキャッチ「峠の釜めし本舗、おぎのや監修」が、商品名よりたいへん大きな文字で記してあるのが印象的だ。
 この手のコンビニオリジナルのおにぎりセットはたいてい300円ぐらいなのだが、こちらはブランド品なので50円増しになっていた。
 なんか騙され気分漂いながら食べてみたら大正解だ。
 普通のタクアン等の香の物は、その辺にある味も素っ気もないモノが多いのだが、これはオレンジ色をしたしょっぱい溜まり漬けである。こんにゃく煮もちゃんと煮ている。つくねもがんも煮も丁寧に作ってあり、この50円の差はお安い。
 唯一騙されたのは、イラストからは煮玉子に見えるのだが、実はがんも煮で、また焼きおにぎりに見えるのは鳥めしだったことだ。ただその鳥めしおにぎりは、製造機械がイマイチなのかちゃんと握られていないので、ぼろぼろと崩れるのが難だ。
 おそらく期間限定に思われるので、また近いうちに買ってこようかと思っている。

映画『続・深夜食堂』

 ピザとワインで映画でも見ようか、アマゾンの、それも無料のやつ。
 先日見たのは、映画『続・深夜食堂』。
 パート1は、面白かったのだが、幾つか気になるところがあり、それがずっと引っかかっていた。個人的な見解だけど。
 ゴローさんの舎弟の昔の嫁さんが登場するのだが、雰囲気からして全然マッチしておらずミスキャストに感じ、また田中裕子の演出にも疑問があり顔なじみではない食堂にていきなり絶唱する演出がいかがなものだろう。
 どうせパート2も似たようなものだろうと気合いを入れずに見たら、これが大逆転で、良くできていて面白い、かつ違和感がない。普通パート2の方がイマイチになるのが多いのだけどね。

 冒頭のシーンで、偶然にもみんなが通夜の帰りで喪服にて店に来る設定は意外と私にはありで良い意味で所詮映画だもんね、になるからだ。テレビ放映のと同じ長さの展開による3部作なのだけど、今までのキャストが妙に無駄なくタイミング良く出てくる脚本演出に見入ってしまった。
 特にそば屋の跡継ぎの二十歳ぐらいのあんちゃんの恋人役の小島聖の演技と演出に脱帽。設定は、35才ぐらいの独身で、地方から高卒で出てきてずっと小さな会社で事務をやっている感じで17年ぐらい。出前持ちの恋人と会うのはその出前を持ってきた受け渡しのちょっとした時間とかなのだが、役としてタバコをスパスパ吸っている。
 その吸い方の仕草などがちょっとやさぐれ観ある演技で、彼女の役柄としての出身と状況を上手く表現していて、思わずその幾つかのシーンを数回見直してしまった。小島聖ちゃん、ちょっとファンになってしもうた。

 王道の映画ファンからはお叱りを受けるかもしれないが、そのキャスト紹介のサイトとかを見ながら、その本編を見て、おお、などと飲みながら楽しんでいるところ。
http://www.meshiya-movie.com/cast/

 あ、今夜は何を見ようか。