グッドバイ

 オーバーブッキングでの代替えフライトが決まるまでのこの8時間というのは何をしても落ち着かず、大学の韓国現代史のレポートを書こうと思っていた気概もその朝イチのメールにていっぺんに吹き飛んだ。ちょうど日朝首脳会談の調整をしているニュースなどをやっていてタイムリーなんだけど、明日以降にでもやるか。

 やる気起こらず、ふらふらとヤフオクを見ていたら、森田童子の「グッドバイ」が1,980円で出ていたので何も考えずに即ゲット。
 以前CD化でリリースしていたけど短期間の販売だったのか以降中古しかなくそれも数千円プレミアムだったのが何故か2,000円。慌てる乞食はもらいが少ないとはこのことで、ポチッの後にアマゾンを見たら2,000円で出ていた。あれま。2017年に再販したようだ。
https://www.amazon.co.jp/GOOD-BYE-グッドバイ-森田童子/dp/B01FFVT8JW/ref=sr_1_4?s=music&ie=UTF8

 ご存知のように「グッドバイ」は森田童子のデビューアルバムで1975年リリース。
 高校3年生だった43年前、大阪の友達のところに泊まった時に聞いて、すぐ気に入ってテープで録音してもらい、以降ずっと聞いている。その友達のLPには埃が多かったのか、チリチリ音が所々に聞こえ、それも一緒に覚えてしまった感じのところで新たにチリ音一つないCDを聞くと妙な印象を受けるかもしれない。
 大学2年生の頃だったかな、新宿にあったルイードに森田童子を聞きに行ったけど、思いの外、とても背が小さく中学生か?みたいな印象があった。常にサングラスとかをして絶対に素顔を見せない森田童子、ライブはとても良かったけど、LPのも良いと思ったのは、そのチリチリ音が個人的な思い出を乗せているからなのかもしれない。
 落札したそのCDは今週末に届く予定だけどチリチリ音のない「さよならぼくのともだち」を聞くのが楽しみだ。

キャンセルっすか

 朝イチでメールをチェックしたら、スペイン行きの旅行会社から自動メールが入っていて「あなたのフライトはキャンセルされました。至急電話かメールにて更新手続きを行ってください」とあって、ええ?
 全フライトではなく、往路のバルセロナ〜グラナダ間のヤツ。復路でのオーバーブッキングは良く聞くけど復路でのは初めてだ。LCCの国内線だからちょうど一週間前に集計して多すぎたのはオーバーブッキングとなってリストラされたようだ。やれやれ。
 
 メールじゃ埒があかないので9時になったのを見計らって電話することにした。
 チェコかどこかの旅行会社なので、日本の電話番号だけど応対は英語のみとあった。英語でそれなりに喋るなんて何十年ぶりなのでウルトラ英検6級ぐらいだ。

 カタコトの英語を最初に聞いたからか、「どちらの言葉をしゃべりますか」みたいなことを言っているので、「日本語かスペイン語、中国語ならOKです」と言ったら「すみません、英語のみでの対応となります」のようなことを英語で返答し、なら最初から聞くなよ、そんなことを、と思いながらも、とにもかくも代替えフライトを予約しなければ。
 こういう場所での会話なので、単語を繋げるだけでも十分に察してくれるのは良いのだが、相手の言っていることが、良く分からないのだが、as soon とか聞えたのでメールが来るのだろうと思って電話を切って待つこと3時間、依然来ないので再度電話をする。
 
 Googleの翻訳サイトはこういう時、とっても便利だ。
 「今この電話で変更予約ができる?」というのもちゃんと英訳してくれるので、ただそれを読めば済むわけだ。が、肝心の返答が聞き取れない。しょうがないよね、英語喋れないのだもの。しかしmail と alternativeが聞えたので電話を切って待つことにし、やっと昼下がり過ぎた頃、代案フライトのメールがやってきて・・あれ、どうやって決定すれば良いの?
 メールだと時間がかかるので再度3度めの電話をし、やっと電話ではなくそのメールにその旨を記して返信すれば良いことが何となく聞き取ることができ、その通りに返信したら最初の電話から8時間後の夕方5時に新しいイーチケットが送られてきた。グラナダ到着が3時間半遅れる便だけど同日だから良しとすっぺ。
 今日は一日何をしていたのだろうか、久しぶりのとっても長い一日だった。

『南極料理人』

 昨夜は2009年の『南極料理人』という映画を見た。
 南極の小さな基地にて1年間滞在する内容だけど、特にイベントがある訳でもなく、起承転結の「結」ぐらいしかないゆる過ぎる映画だ。
 主演は、海自から派遣された料理担当の、名前分からず娘に聞いたら堺ナントカという訳者で、他、鬼太郎や、見知ってはいるがこれまた名前の分からない『時効警察』では十文字隼人刑事役、『のだめ』ではハリセン先生の役・・の人が出ていた。
 しかし、ゆる過ぎる流れは『ローカル路線バスの旅』と似ていて、うだうだと飲みながら見るのにはとても良い映画で、観後、ほんわかした印象があった。
 
 飲んで寝るとぐっすり眠れるのは素晴らしく、夢も覚えてはいないノンレム睡眠だった。
 朝から納品準備のデスクワークをする。
 プリント納品なので、それを入れるショーレックス(乳白のプリント袋)をアマゾンコムで注文しようとしたら、KGやキャビネ等はあるのだがA4サイズのは「販売終了しました」と表示。ということはチクマは製造中止した可能性がある。
 アマゾンで見たらぼったくり風の倍の価格で表示されたので、久しぶりのビックカメラがヒットしたので2つポチッした。

 あまり一般的ではないが少なからず需要があるところでは昔から製造し続けていたショーレックスもバコバコと商品ダイエットしているのだろう。と思いきや、ショーレックスの方は無印商品っぽいパッケージに様変わりしOEM風20%値上げ価格で販売していて、倒産を避けた銀行の合併みたいな感じだ。富士フィルムがモノクロフィルムをやめてしまった昨今、写真業界内、何がどうなってもおかしくない時代になってきた観がある。

メルローのワイン

メルローのワイン

 痛風発作による痛みやむくみが取れて2週間後に血液検査をし、その結果が先週に出た。
 尿酸値や中性脂肪、血糖値、ガンマーGTP等全くはなく、別な人のではないかと思われるくらい健康過ぎるような数値のオンパレードだった。
 唯一、CRP定量というのが、0.3以下でならないのに、1.1であり、これは前回の痛風での炎症が残っているとのこと。たしかに微小な痛みがあったが、2週間も経っているのになかなかしぶとい痛風ゲリラ残党である。
 その痛みもなくなったので、これ幸いにとワインで一杯やろうとピザを頼んでしまった。安いメルローのワイン半分だけど。

 ちょっと前までこんなのは当たり前のクラッカー風、日常チャメシゴトだったのが、今や月に1回あるかないかなので、ピザ屋あんちゃんバイクが来るのが待ち遠しくてわくわく・・。人間の求める幸福とか願いなんて実に他愛ないものかもしれないと思うのは、観点と環境で変わってしまうからだ、私だけか。
 最近あまり頼んでいないのに、「いつもありがとうございます~、ナカジマさん」と名指しで言われてしまって、うーむ、ちと恥ずかしい。
 思わずパシャリとピザを撮ってしまったが、背景にちゃんと猫パコも登場させた。

韓国現代史

 1年から入学したけど履修届け等良く分からないからそのままにしていたら何もせずに2年生になってしまった、というツワモノな先輩達がいた、いや今でもいる、かの佛教大学だけど、小心者の私はそこまで大物にはなれず、ちょぼちょぼと履修の予定を立てていたら最初の科目は「韓国現代史」になった。
 私にとってキムチとカルビ、朝鮮戦争ぐらいしか分からない韓国はとにもかくもお初だ。人名とかハングル語で記されていたらアウトのビンゴ!と思いきや、ちゃんと漢字で記されていた、ほっ。テキストは岩波新書だから当然か。

 口答のないレポートや試験は記述のみなので、人名や地名等の固有名詞はどのように読んでも良いのだが、どれで読むかで悩む。結局は読みやすく覚えやすい方とすれば日本語読みしかないのだが、音読みは中国語と似ているので頭が混乱することしばしば。
 テキストをまとめるためにノートに概要を記してゆくも、気が付くと中国語の簡体文字で記していて、う~む、マンダム(古い)。
 
 読んでいると、この間有罪判決があったような朴槿恵元大統領(読み方未確定、ボクキンケイ?)が出てきたけど、もっと前に出てきた朴正煕の娘だったのを知り、へぇ~、と意味もなくびっくり。
 ただ、金大中までの歴史は面白かったけど、それ以降は大統領の推移ぐらいで面白みに欠け、ちょうど田中角栄の日中国交正常化以降の日本の政治家のそれと同様かもしれないが、それだけ国内は平和ということかもしれない。レポートを書く方は大変だけど。