今度は三島だ。

三島由紀夫

 ちょっと前のコラムニュースにて、過去のノーベル賞受賞審査議事録みたいなのが公開されていて、三島由紀夫と川端康成が文学賞の候補に挙がっていて、どうやら日本人のどちらかに受賞を決める様子で、谷崎潤一郎が死んだところでは、三島よりも川端の方が日本文学界での存在は大きい、とかの理由云々があった。
 
 三島由紀夫のは『金閣寺』を読んで、その最後のページをめくった後、え、これで終わり?と思ったのは『雪国』も同じだった。
 
 こういう小説に限らず、絵画や音楽、または個人的に言えば写真などを見て、それなりにその良さを享受できないと、自分の感性を疑ってしまうような自責の念にかられてしまう時が昔はよくあった。最近になって、分かんねぇのは分かんねぇ、と開き直り的に言えるようになった。
 スペインの友達フアンバランコが三島の大ファンで、部屋に行くと殆ど読んだんじゃないかと思うくらいの三島関連の本がズラズラとあったのを思い出し、カミさんに聞いて『午後の曳航』と『仮面の告白』をポチッした。いつもの1円 + 260円送料 × 2冊だけど。
 ついでに李登輝の『台湾の主張』が単行本なのに1円だったので驚きびっくり続けてポチッするもこっちを先に読み始めたが、述べていることに極端な偏りがなく面白く、そして李登輝が好きになった。

Leave a Comment


NOTE - You can use these HTML tags and attributes:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*