冬の猫

猫パコ

 天上近くにある以前はオーディオスピーカーを乗せていた台を良く見上げていたので、試行錯誤の末やっと猫パコの使いやすい段を作り、一つの安住の地となった。冬は上部が暖かいので昼間から夕方までここで寝ている。
 最初は2段の階段を作るも四つ足の猫には不向きなのだろう、1段にしたらちゃんちゃんと本棚まで飛び乗るようにしていた。降りる時はその段の上で寝ている時もある代わりに、その下にある段は全く使わなくなった。冬だからだろう、また夏とかになれば場所も変わること必至。

 冬場に猫と一緒に布団で寝るのは、猫を飼っている家の特権かもしれない(省く夏場)。
 夜になると枕元にやってきて前脚でちょんちょんを布団を軽く叩いて「入れてちょ」、とここまではとても幸せなのだが、入った後の体勢がどうも普通ではないのが猫パコである。
 普通なら脇の横に寝て頭は脇の下辺りになるのだが、何故か脇の下辺りにケツの穴が見える。臭そうなのでしっぽで隠す。
 脇に体を寄せるのではなく頭は横の布団の方に向け、伸ばした四本の脚が脇に当たっている状態で、私の腕は水平状態になる。羽毛布団だから暑いのかもしれないが、同衾の片割れからするととても腕が痛くなり最後は気をつけ状態風手を脇にぴたりと着けて寝るようになる。
 もっと良い寝方があると思うのだが、猫パコはお好みではないらしい。

 早朝、カミさんが起きるとその音を聞き分け布団から出て行き飯をもらい、そのまま自室の台の上に飛び乗ってZzzz….。
 2m強の高さの台なので丸まって寝ていると、いるのかいないのかが分からず、ずっと下がって見て、やっと台の奥に黒い三角が見えたりして、あ、そこにいたのか、になる。寝ている猫は、何よりも誰よりも幸せそうに見えて憎たらしいところでもある。

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