再復活

 つまり、また煙草を吸い始めたわけだ。非喫煙者からは「何度もフカしてんじゃねぇよ」、喫煙者からは「お帰りなさいませ」とか言われてしまうかもしれない。

 禁煙半年後の健康診断では、沢山並んだオセロの黒がパタパタパタ~と一気に「赤」に並び変わった感じの診断結果となり、中性脂肪がプロゴルファーのスコアのような280、尿酸値はデューク東郷に近い12,8、中性脂肪は基準最高値が6,2のところが6.8。
 先生あきれ顔で「ナカジマさん~、こりゃぁダメだよ、ヤバ過ぎ。とにかく尿酸値と血糖値を下げるのが先決で、毎月血液検査をして治療しましょ。禁酒してカロリーのあるモノを食べず、量は常に腹八分目にして、運動をする。」
 「先生~、煙草も止めているのに酒もやめなければならないのは、今の状態では無理ですよ。禁酒はもうちっとマケてくれませんか。」
 「ん・・じゃ、なるべく飲まないように、にしましょ。」、と言うことは、週2ぐらいはOKかも(やった)。禁煙中は、週6で飲んでいたからだ。
 血糖値におけるカロリーのあるモノを聞いたら、唯一食べないのは甘いモノだけで、他は私の好きなモノばかりだった。例えば、フライとか天ぷら、肉類等。こういうものを食べましょうというパンフレットを見たら、殆ど食べたことも見たこともないおそらく塩気も味気もない総菜ばかりで以前入院した時の病院食を思い出した。

 「新しい薬は出さず、生活習慣を換えるだけで様子を見るので一ヶ月後また着てくださいね。」
 何を喰えば良いのだろうか、すき屋に行ってメニューを見たらカロリーが並記されていて、例えば牛丼やカレーなどは580カロリーとかになっていた。それでは低そうなシャケ定食などを見てみると、あれ、540カロリーとかになっていて、あまり変わらない。少なくとも牛丼屋ではどれ喰っても600カロリー弱になる。
 好きな松屋のバラ肉定食を食べたいのだがなんかカロリー高そうなので、日高屋の冷やし中華を食べる。まずくはないが特に食べたいと思って食べた冷やし中華ではないので心はポッカリスエット。
 禁煙、禁酒、禁カロリーの三重苦はどこかで何かが切れる音をさせ、ちゃぶ台があればひっくり返す感覚「ガォーッ!」となり近所のコンビニにて「メビウス・ワン、1つちょうだい」と相成った。

 週2の酒を厳守し、フライや天ぷら、ピザなども食さず、辛い時には一服しながら一ヶ月後に血液検査をしたのが先月。中性脂肪は、280 → 200、尿酸値は、12.8 → 8.7、血糖値は・・・2つが下がっているのでこちらも下がっていると思ってノーチェック。来月の血液検査ではよりまともな数値が出てくると思われる。やればできるじゃん。
 半年も禁煙すると、前のようなバカ吸いはなくなり、家では台所の換気扇下以外では吸わなくなり、外出時も携帯灰皿は持たず、特に喫煙所を探す気持ちもなくなり、たまたま灰皿があれば、そこで吸うぐらいで、気付けばなんと2日に1箱ぐらいの節煙になっていて(以前は、1日1箱半)、単に吸っても良いという状態にしたことだけで心が休まった感じだ。短期とは言え禁煙してみるのも良いもんだ。

 分かったことは、喫煙すると痛風になりやすい。喫煙するとあまり食べなくても気にならなくなり、結果過剰摂取がなくなる。省く酒の量。
 また、一つ嬉しいのはお気に入りの台湾の地図が刻印されたジッポーを再び愛用できるようになったことだ。

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