仕舞

中崎タツヤ著「仕舞」

 何気に中崎タツヤの作品をチェックしたら、「引退したのに、手塚治虫文化賞受賞」とかあって、あれれ。
 30年ぐらい前に初めて見た「じみへん」に大爆笑、と言おうか、独特な空気感の中にあるシュールな展開とオチに思わず二度見してしまい、とりこになってしまった。
 当時はインターネットやアマゾンとかがなかったので、書店や古本屋などで探し、場合によっては注文したりして、デビュー作の「男の世界」を初めとし「問題サラリーMAN」や「身から出た鯖」などのシリーズを揃えまくっていた。
 
 その引退とは、還暦を契機に断筆・・・良く分からない。蛭子さんじゃないけど、漫画家って個性ありすぎる人が多い、と思った。
 
 初期の作品には、作者の高校時代の思い出をメイン風とした男同士での下ネタが多いのだが、娘の受験時には、勉強で疲れたらこれを読め、なかなかシュールで面白いぞいとすすめていた。最初は、とーちゃん、下ネタばかりじゃない・・、受験生が読む漫画なの?と言っていたが、途中から、4本の内1本ぐらい面白いのがあるね、と。
 大学に入り、誰か中崎ファンとかっている?と聞くと、さすがにいないよ~。「さすが」ってどういうニュアンスだろうか。

 所詮、漫画とかは好みなんだけど、中崎タツヤの漫画は、ファンからは「中崎ワールド」と称されているようだ。そのラストの本が「仕舞」というやつ。
 先日、中華屋でチャーハン喰いながら、ビックコミックオリジナルから「じみへん」を探すもどの号にも掲載されておらず変だなぁ、と思っていたがなるほど、引退してしまっていたのだ。60からの中崎さん、何か新しい目標でも見つけたのかしらん~。

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