台湾での共通語は北京語だけれども、書かれている文字は簡略されていない文字を使う。しかし、逆に日本人にとっては分かりやすい時がある。
例えば体は體となるのだけど、骨が人、豊が本と覚えておけば、別な漢字でそれらが出てきても置き換えてみれば何となく分かる時が多い。
しかし、日本語も漢字だから似ているところもあるけれど、手紙はトイレットペーパーの意味だったりするなどの例外がやたらあるのも頭痛の種である。おそらく、今なら飛行機で数時間で行ってしまう中国と日本の間も、シケと荒波を乗り越えて何日もかけて航海する時代においては紙も貴重品で、航海中のトイレの紙も不足気味になり、王朝などから預かった親書などで代用していたと思われる。
そこから言葉の転用があり、また、その汚れの印で本来は点が1つだったのが2つ3つになり、横棒が1本増えたりなどにより、日本語は中国語と似ているけれど違った文字として発展して行き、その例として、部首のしんにょうなど、形といい曲がり具合なんてそのものだと思うのだけど。
また、漢字そのものには、4つの発音があり、それぞれ意味が違ってくるので、タンメンとビールちょうだい、というのが私の頭に塩を振りかけてちょうだい、とか貴女へのラブレターなので読んでください。が貴女のヒールで思いっきり踏んづけてください、になるかもしれないので、喋った時の反応を見極め、相手との距離を保つ能力は、中国語の勉強と同時に是非身に付けておきたいところかもしれない。
8年前、オリンパスホールにて写真展台北発東京を開催して以来、機会あって何度か台湾に行ったおかげで中国語も上達し、いかなる会話でも通じるようになり、おおッ、これで中国語はマスターしたぞ、と思ってみると、日本語の通じるお店だったりして、うーむ。
それでもおねーさん、ビール2本くれる、とか水、ちょうだい、とか言っても通じるようになった。が、時々ビール4本持ってきたり、スープが届いたりで、まだまだ修業が足りないと思った。