アンダルシアの絵皿

アンダルシア地方を歩いていると良く目にするのが、深緑と紺色の2色でいろいろな模様に描かれた写真のような白地の皿である。
大きいのは食事用と云うよりも壁に掛けたり、台を付けて立てかけたりしての絵皿にしているのが多い。皿の裏の台に穴が空いていたら飾り用である。

果物のザクロがよく描かれていて、スペインの国旗の紋章の下にも同じザクロがあるが、これはグラナダの紋章である。枯れた大地に緑色とは不思議なのだが、おそらく果てしなく広がる青空と特産のオリーブの緑のイメージからだと思う。
文字が書かれている Rdo. de Guadix だが、Recuerdoの略で、グァディックスの思い出となり、日本のみやげ物に書かれている、京都の思い出や東京タワーの思い出と何等変わらないのだが、スペイン語で書かれいているとそれほどダサいと感じないのが不思議だ。当然買った場所の地名が書いてある。

グァディックス市のプルジェーナと云う村が、これらの皿で有名である。
グラナダから車でグァディックスに向かう旧国道のグァディックス町の手前数キロにある。ある、と言っても、そんなお店が数軒並んでいるだけの小さな村であるが、店先一面に並べられている皿達がとても目立つ。
どちらかと云うとキッチュな皿で、その分割れやすいのがスペインらしいとも言えるかもしれない。凝った絵柄じゃなければ、100円400円で売っている。帰国して、この皿の上にそれっぽい生ハムとチーズを乗せながらワインでも飲めば、それこそ、思い出のスペインとなること必至である。

日本に送る時は店で梱包して詰めてくれた段ボールをまた一回り大きい段ボールに入れて梱包しなおした方がより確実である。しかし、それでも2割は割れているのを覚悟をした方が良い。割れる確率は航空便と船便の違いはない。炊飯器ぐらいの大きさのダンボールを送ると、船便だ4千円、航空便だと倍の8千円ぐらい。
因みに、お店で梱包してくれたのをそのまま航空便で送ったら6割が割れていて、みんなからラッキーと言われた。二重に梱包して船便で送ったのは1割が割れていただけだった。
郵便局では、このような為に不要の段ボールをわけてくれるのだが、必ずしも望んだ大きさとは限らず、たいていはデカ過ぎる。少量なら専用バックに入れて機内持込みで持ち帰れば大丈夫だが、大量に送る場合は、その為の1日をスケジュールに入れた方が賢明だろう。


スペイン記その1の目次へ戻る
トップページへ戻る