音楽発表会 2004.1.17

「小学校6年の時にギターを始めました」と言うと、たいていの人は「ヘタの横好き」という言葉を思い出したような顔をする。
そんな奇特な血筋を娘にも受け継いでもらいたくギターを習わせたいのだと、恥の上塗りにも思っていたが、ピアノを習わせたいという恥を置きわすれたようなカミさんの意見と対立した。
「いくらすると思っているのだ。ピアノなんて音楽センスのない親の娘には、猫に真珠か豚に小判だ!」と、センスなければギターも同様の無用である矛盾を無視して言い放ったら、不要になったピアノのある友人宅を探し出し、なんともらってきた。こういう時の驚異的な行動力は、女を口説く時のスペイン人に似ている。
第二の村治佳織を狙ったのだけど、うーむ、中村紘子か。

んな近所のヤマハ音楽スクールに毎週通う事になった。娘が4才の時である。
まだ小さいので、まずは音楽全般に接して楽しみながらリズム感などを養うというコースを勧められた。
そうかなぁ?小さい時にだからこそ指などの神経をそれ用に訓練する方が良いと思うのだけどな。
そこのピアノ発表会があるというので、デジカメ持って娘の晴れ舞台へ行った。
エレクトーンの演奏が主だが、分かってはいても鍵盤を押せばトランペットやギターの音色が聞こえてくるのには限りなく抵抗がある。これは楽器と呼べるのだろうか?単にピアノやオルガンの代用にしか感じない。バンドのキーボードやシンセなどとは別の次元だ。

娘のクラスの出番になった。
数人は後でエレクトーンを弾いているのだが、我が娘は舞台の一番前で、なんとソロで鉄琴(ヴィブラフォン)を叩いているではないか。誰が、ミルトジャクソンを目指せ、って言った?。
ミルトジャクソンは大好きだから良いのだけど、娘は一体何を習っているのだ?鉄琴コースならこれで良いが、まずはピアノではねぇか。さすがにこれはあんまりなので、今春からピアノの個人レッスンを加えた。
将来は「ちょっとピアノが弾ける普通の女性」になるぐらいだろうが、こと娘の習い事には異様に過敏になるおやじパパなのである。


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