親父の田舎、白河の双石(くらべいし)にて小さい頃良く遊んでくれたおねえちゃん、キミちゃんも来ていた。今年3月にとら食堂の竹井くんとの再会同様、35年振りだ。当然おばさんになっているのだけど、面影があって私はすぐ分かったけど、向こうは最初全く分からず「誰だ、この変なおやじは?」と不審者と遭遇したように目を丸くしていた。
その日は、キミちゃんの家に泊めてもらった。
茨城や千葉の北部に行くと田園風景豊かだったりして、田舎だなぁ、と思うことがあるが、今回改めて双石に訪れてみて分かったのは、それらは「都会の田舎」なんだな、ということである。
双石は正真正銘王道の田舎である。
叔父さんに「人口どのくらい?」と聞いたら「有権者が600人ぐらいだから全体で900人ぐらいじゃない」。900人と言えば娘の小学校全生徒と同じくらいだし、私の所の1丁目よりも少ない。うひょー。
で、キミちゃんが住んでいるのは双石の隣の板橋という集落。こちらは人口400人ぐらい。
式が終わって夕方キミちゃんの家に着いた。
どこに6人も泊れるのか?と思っていたら、空き部屋が4つもあり、台所はわが家のリビングより広かった。それでもまだ2階に部屋がたくさんある。田舎の家だから広い。外人が訪れても兎小屋とは言われないだろう。
みんなで酒盛りが始まった。
夜が長そうだし、お腹もすいたので「コンビニとか近くにある?」と聞いたら「5キロ先にあるよ」。
それならと双石のとら食堂のラーメンでも食べに行こうと、一人テクテクと街道を歩いた。双石と板橋は歩いて15分ぐらい、間には何もなくだだっ広い田んぼが続くだけ。
ふと思ったのは、スペインのアンダルシアってこんな田舎なんじゃないかと。
方言バキバキだし、町と町の間には何もない田んぼとかだけ。自然が多い、家が大きくて部屋がたくさんある。外国人がここに来て、ズーズー弁を学べば、標準語なんて楽勝であること間違いなし。
鶏を数羽飼っていて、翌朝はその産みたての卵のぶっかけご飯だ。
産みたての卵って甘いのですな。初めて知った。ちょっと幸せな朝飯だった。
結婚式には「とら食堂」の竹井くんも来ていた。お店では満足に話ができなかったので、この機会にてゆっくり話をすることができて良かった。アニキであり竹馬の友だ。お互いおやじになってしまったけど。
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